【グレンデール(米アリゾナ州)15日(日本時間16日)=斎藤庸裕】ドジャース佐々木朗希投手(24)が、新球解禁で先発返り…

【グレンデール(米アリゾナ州)15日(日本時間16日)=斎藤庸裕】ドジャース佐々木朗希投手(24)が、新球解禁で先発返り咲きへ手応えを得た。15日、今キャンプ初のライブBP(実戦想定の投球練習)に登板し、のべ3人と対戦。最速は98・6マイル(約159キロ)をマークした。左打者の金慧成(キム・ヘソン)内野手(27)との対戦では第1打席で左前打を浴びたが、新たに改良中の「ジャイロ・スライダー」を試し、2度の空振りを奪った。

昨季は主に直球とフォークの2球種でピッチングを組み立てた。配球全体の16・3%がスライダーで、被打率は2割5分だったが、「去年投げていたスライダーはあまり良くなかった」と自己分析。変化量や球速を変え、「もともと投げていた、ジャイロっぽい速いスライダーを投げて、今日は投げなかったですけど、ツーシームもあるので、そこがあるだけでピッチングの幅は広がると思いますし、より真っすぐとフォークが生きるのかなと思います」と、意図を明かした。

ジャイロ回転はらせん状にスピンし、浮き上がるような軌道もあれば、球速を維持したまま急激に落ちる、魔球のようなボール。「カットボールというか、スライダーというか、その辺はピッチングコーチとも話しながら投げていって、決めようかなと思っているんですけど、自分なりに投げてみて、コーチからも『良かった』と言ってもらえて、開幕まで時間があるので、方向性と精度を高めていきたい」と語った。

3月上旬に開催のWBCには参加せず、シーズン開幕に照準を合わせる。「健康状態はいいですし、フォームも去年よりさらに良くなっているので、ブルペンでも安定してパフォーマンスが出ているかなと思います」と胸を張った。昨季はシーズン終盤にクローザーとして活躍したが、今季は先発としてフル回転を目指す。2年目の飛躍へ、快調なスタートを切った。