広陵(広島)は16日、23年に暴力被害に遭ったという元野球部員の訴えで設けた第三者委員会の調査結果を発表した。SNS上で…
広陵(広島)は16日、23年に暴力被害に遭ったという元野球部員の訴えで設けた第三者委員会の調査結果を発表した。SNS上での告発に端を発し、元部員が申告した被害は計88件に上った。元部員や保護者、指導者らへの聞き取り調査や同級生へのアンケートを実施したが「裏付ける証拠や証言は得られず、いずれの事実も認めることは困難であると判断されました」と報告した。
第三者委は学校側の組織体制や野球部の在り方について、相談窓口の拡充や専門家による研修など5点の提言を行った。昨夏の甲子園で大会中に出場辞退した同校に「野球部内の問題が一般の生徒指導ルートから外れ、部内のみで処理される傾向があった。生徒側からも暴力や暴言の被害などを言い出しにくく、閉鎖的になっていた」など改善を求めた。これとは別に同校野球部では昨年1月にも暴力問題があり、別の第三者委が調査をしている。