大相撲の新弟子体格基準を満たさない入門志願者を対象とした、新弟子運動能力検査が16日、東京・両国国技館で行われた。野島…

 大相撲の新弟子体格基準を満たさない入門志願者を対象とした、新弟子運動能力検査が16日、東京・両国国技館で行われた。野島陽向(18)=二所ノ関、芳野竜汰(15)=佐渡ケ嶽=ともに合格し、春場所の新弟子検査を受験する資格を得た。

 体格基準は身長167センチ、体重67キロ。春場所の新弟子検査受験を希望する中学卒業見込み者は身長165センチ、体重65キロ。検査項目は背筋、握力、反復横跳び、ハンドボール投げ、上体起こし、立ち幅跳び、50メートル走となっている。

 身長163・2センチ、体重97・6キロの野島は大分県中津市出身。中津東高相撲部で九州大会3位の実績を持つ。二所ノ関部屋の稽古に参加し、高校先輩の羅漢児がいる点から部屋を決め、既に生活をともにしている。「藤ノ川関のように小さくても相手の中に入って前に出たい」と思い描いた。同部屋の横綱大の里を「テレビで見るよりも大きくて雰囲気がすごい」と語っていた。

 身長160・5センチ、体重81・8キロの芳野は静岡市駿河区出身。小2から相撲を始め、中学からはラグビーと両立。東海大会個人3位、団体準優勝の実績がある。同級生が進む相撲強豪校から誘われず、高校進学ではなく大相撲入りを決意した。「見返してやるつもりで頑張りたい。宇良関や安青錦関、翠富士関のような相撲がうまい人をマネしたい」と意気込みを口にした。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)に見守られ「緊張しました」と話していた。