◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 最終日(15日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇6989yd(パー7…

ペブルビーチで圧巻プレー。「63」で首位に迫ったスコッティ・シェフラー(Jed Jacobsohn/Getty Images)

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 最終日(15日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇6989yd(パー72)

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが規格外の大まくりを見せた。8打差22位からこの日のベストスコアとなる「63」で通算20アンダー。初日に首位と10打差の62位と出遅れながら、終わってみれば優勝したコリン・モリカワとはわずか2打差の4位。やはり初日89位から3位でフィニッシュした前週のような巻き返しで出場18試合連続トップ10に落ち着き、「イライラするスタートから、今週のように流れが良くないと感じても諦めずに粘り続けられたことは誇りに思う」とうなずいた。

出だし3ホールで4つ伸ばす派手な飛び出し。イーグルだった2番(パー5)の2打目は傾斜を使って寄せるのではなく、残り233ydからピンが切られた縦幅の狭い右サイドに突き刺すようなフェードボールで1.5mに絡めた。「ゲームみたいに、全てのホールでバーディを狙うような感覚だった」

最終18番を含む3イーグルを奪取

大きく打ち上げる6番(パー5)も2オンに成功し、8m近い距離を流し込んで2個目。7番(パー3)も獲った後に8番で最初のボギーを喫し、後半にもバーディ直後の2ボギー。大逆転Vへの勢いをそいだようにも映るホールも、ショット自体には納得しているという。最終18番(パー5)も186ydの2打目をピンそば60㎝につける3個目のイーグルで締めくくり、優勝争いを引っ張っているはずの後続の選手たちの脅威であり続けた。

「イーグル3つはボギー3つでチャラかな」と笑ったが、ペブルビーチGLでの1ラウンド3イーグルは史上初の快挙。トップ5フィニッシュも昨年「全英オープン」から8試合連続で、タイガー・ウッズが2007年から08年にかけて記録した11試合連続に次ぐ史上2番目となった(ウッズは06年から07年にかけて8試合連続も記録、いずれも1983年以降)。

貫録のプレーを続ける世界ランキング1位

負けてなお“恐ろしい”世界ナンバーワン。今週、ラウンド後に練習を行ったのは2日目だけだった。「少し時間があったので、ちょっとだけ打ったよ。それ以外では、ラウンド後に何かをする必要性を感じなかった。いい状態にあると感じているし、最近は最高の状態ではない時もラウンドに集中できる」。シーズン2勝目は時間の問題のようだ。(カリフォルニア州ペブルビーチ/亀山泰宏)