アイリーン・グーはスロープスタイルで銀メダルに輝いている(C)Getty Images 冬季五輪の女王が怒りを爆発させて…

アイリーン・グーはスロープスタイルで銀メダルに輝いている(C)Getty Images
冬季五輪の女王が怒りを爆発させている。
ミラノ・コルティナ五輪でフリースタイルスキー女子中国代表のアイリーン・グー(谷愛凌)は大会日程に疑問を投げかけた。
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グーは今大会、ビッグエア、スロープスタイル、ハーフパイプの3種目全てに登録。すでにスロープスタイルで銀メダルに輝いている。
事の発端は現地2月16日に行われる予定のビッグエア決勝とハーフパイプの競技練習時間が重なったことにあった。
今回の顛末について英メディア『Daily Mail UK』でも報じている。
「激怒したアイリーン・グーが、冬季オリンピックで再び3メダル獲得を目指して大きな打撃を受けて勝利を収めた」とする記事の中では「アイリーン・グーは、冬季オリンピックのビッグエア決勝にも進出した後、主催者が3種目で最後のハーフパイプの練習時間を与えなかったため反発した」として、「グー側としてはスケジュールを決める国際スキー・スノーボード連盟(FIS)の主催者に支援を求めたが、支援は得られなかったと語った」としている。
記事の中ではグーが自身のインスタグラムで発信した「3つの種目で唯一の女性として出場する勇気は罰せられるべきではありません」「ある種目で決勝に進出したからといって、別の種目で不利になるべきではありません」とした主張を紹介。
土曜日にビッグエア決勝進出を果たした後、記者団に対し、グーが「特別扱いを求めているわけではなく、ただ競争相手と同じだけの練習をしたいだけだと強調した」と伝えている。
決勝に臨むビッグエアとハーフパイプはまったく別の種目としながら、「まるで短距離走とマラソンみたいなもの。どちらもランニングはしているけど、全く別のスポーツよ」と語ったとしている。
ハーフパイプに関しては3日間、それぞれ1日3時間ずつ計3回の公式練習が用意されているとする。グーが主張しているのは、3回のうち、1回が決勝と重なるため、2回しか練習できないという“不公平さ”だった。
主催者側もグーの主張を受け、選手たちが可能な限り最高のトレーニングを提供できるよう、あらゆる努力を尽くしているとしているが、過去にも複数種目に出場した選手をめぐっては種目を絞るなどの選択が強いられてきたと記事では伝えている。
この困難をどう乗り越えるか。グーのパフォーマンスに一層注目が高まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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