WBC不参加の佐々木は開幕に向けてスケールアップを図る(C)Getty Images ドジャースの佐々木朗希は、先発ロー…

WBC不参加の佐々木は開幕に向けてスケールアップを図る(C)Getty Images

 ドジャースの佐々木朗希は、先発ローテーション復帰が今季の大きな目標の1つだ。昨季は開幕ローテ入りを果たしたものの、故障の影響もあり先発定着を果せなかった。シーズン終盤で配置転換となったリリーフでは、ポテンシャルの高さをみせたものの、メジャーの環境への適応にも苦しんだ1年となった。

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 すでにキャンプがスタートしている中で、佐々木の存在がドジャースの新シーズンにおける見どころとして挙げられている。米野球専門サイト『JUST BASEBALL』が現地時間2月15日、「春季キャンプの注目すべきストーリーライン」を論じる特集記事を配信。その中の話題として、メジャー2シーズン目に挑む佐々木をフォーカスしている。

 同メディアは、「今春、MLB全体で見ても最も注目を集める1人がロウキ・ササキだ」と主張。先発ローテーション復帰、そしてシーズンを通しての定着に向けてのチームとしての取り組みについて、「ドジャースは、ローテーションで継続的に成功するには、メカニクスの安定性向上と、フォーシーム+スプリッターという強力な2球種に加える“説得力ある第3の球種”の確立が必要だと強調している」と説明する。

 その上で、「カッターとツーシームの習得に取り組んでいると報じられている」と佐々木の新球種習得への動きを伝える同メディアはさらに、メンバー入りの可能性もあったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の“選外”にも言及。「特筆すべきは、ドジャースがササキをWBC出場から外し、2026年シーズンに向けた準備に専念させる判断を下したことだ」と評するなど、右腕の成長を望む球団首脳の姿勢を強調している。

 また、開幕時点では、山本由伸、大谷翔平、タイラー・グラスノーらがローテーションの軸となるため、佐々木へのプレッシャーは少ないと説きながらも、「今春、制球力の向上、再現性あるフォーム、そして実戦で使える第3球種を示せれば、ドジャースはもう1人の“エース級”の投手を手にすることになるかもしれない」と期待を膨らませている。

 佐々木がローテ復帰を果たすためには、シーズンを投げ抜くだけのフィジカルも必須。やはり、さらなる飛躍のためには、スキルや心身を磨く春のキャンプでの取り組みが重要視されることは間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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