【明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第2節 ガンバ大阪vs名古屋グランパス 2026年2月15日(日)16:0…

【明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第2節 ガンバ大阪vs名古屋グランパス 2026年2月15日(日)16:03キックオフ パナソニックスタジアム吹田】撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■ジェバリがゴールネットを揺らしたが…

 パナソニックスタジアム吹田10周年記念マッチとして開催された試合のスタンドには3万4964人のファンが駆け付けた。

 開幕節の大阪ダービーをPK戦で制したガンバ大阪だったが、前半のうちに数的優位になったもののかえって戦い方がイレギュラーになってしまいゴールを奪えず、という試合内容だった。しかも、大黒柱の宇佐美貴史が負傷してチームを離脱した。

 その中で、G大阪のイェンス・ヴィッシング新監督は、最前線にアカデミー育ちの21歳FW南野遥海を2節連続で最前線に配すと、宇佐美の不在をカバーすべく、軸となれる倉田秋とイッサム・ジェバリをスタメンで起用した。

 対する名古屋もミハイロ・ペトロヴィッチ新監督のサッカーを浸透させている段階。開幕節では、縦パスから急加速というらしい形で決勝点を奪っており、チャレンジをしながら90分での2連勝を狙った。

 序盤に攻撃の形を見せたのはG大阪だった。安部柊斗と美藤倫が中央でのチェイスと潰しを高いレベルでこなすと、南野が鋭いターンと裏抜けを織り交ぜて名古屋守備陣を下がらせ、ペナルティエリア手前に生まれたゾーンをジェバリや山下諒也が活用してゴールに迫っていった。

 迎えた前半26分、美しい崩しからジェバリのシュートが決まってスタジアムが大歓声に包まれる。しかし、シュートコースを作る動きをした南野がDFとの接触でファウルを取られ、OFRを経てゴールは取り消し。G大阪にとっては不運な展開となった。

■後半も不運が続く展開に…

 スコアレスで後半に入ると、G大阪にまたも不運が襲う。

 後半開始から投入された食野亮太郎が積極的なプレーでゴールに迫り、後半16分には一気に3枚替えを行う。しかし、この試合で好プレーを見せていた左センターバックの佐々木翔悟が後半23分に負傷退場を強いられると、代わりに投入された福岡将太が最初のプレーで相手と交錯しながら踏ん張った際に左足を痛めてプレー続行不可能に。すでに交代枠を使い切っており、残り20分以上を数的不利で戦うことになった。

 それでもG大阪は守備一辺倒ではなく、名和田我空や食野が個の質で数的不利に関係なくゴールに迫る場面を生み出して名古屋陣内に攻め入った。さらに急遽右サイドバックのような位置に回ることになった唐山翔自も、攻撃の機会にはしっかりと前線に現れた。不運に襲われ続けたことで、図らずもヴィッシング監督の求めるサッカー像を感じさせる試合になった。

 試合は0−0のままPK戦へ。不運を覆して本拠地ファンに勝利を届けたいG大阪は、先に2人が失敗しながらも追い付く粘りを見せたが、最後は試合中からファインセーブを繰り返していた名古屋のGKシュミット・ダニエルのプレッシャーが上回り、唐山のシュートが枠外へ飛んで試合終了となった。


■試合結果

ガンバ大阪 0(PK2-3)0 名古屋グランパス

いま一番読まれている記事を読む