(15日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉カーリング 日本5―7韓国) 日本は韓国に4敗目を喫し、準決勝進出…
(15日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉カーリング 日本5―7韓国)
日本は韓国に4敗目を喫し、準決勝進出へ後がなくなった。
3―3の第8エンド(E)。両チーム合わせて残り5投となった場面で、韓国は1試合に1回のタイムアウトを取った。直後、韓国はサードがハウス手前の味方の石を巧みに使い、玉突きで日本の赤い石を二つはじき出す「ダブルテイクアウト」を決めた。
このビッグショットで試合の流れを奪われ、サードの小野寺佳歩は「自分たちの想像していない作戦が、あまりにも上手に決まった」と相手の読みの深さに脱帽した。
この試合のショット成功率は韓国の88%に対し、日本は82%。大きな差をつけられたわけではない。
ただ、数字に表れない差があった。第8Eでは、スキップの吉村紗也香が最終投を相手の石に寄せきれず、ビッグエンドを回避できなかった。「数センチ置く場所がずれるといった、本当に細かい部分で相手につけ込まれてしまった」と小野寺。小さな差の積み重ねが、結果に大きく響いた。
五輪過去4大会で、負け越して準決勝に進んだチームはいない。日本は現在1勝4敗で、残り4戦。生き残るには、ここから全勝することが絶対条件となる。
解散の危機に直面したこともあるフォルティウスには、くぐり抜けてきた修羅場の数が違うという自負がある。小野寺は「負けられない試合を勝ち抜いてここまで来た。もうあとは勝つだけ」。諦めるのはまだ早い。(清水優志)