◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート ペアショートプログラム(15日、ミラノ・アイススケートアリーナ) 【ミラ…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート ペアショートプログラム(15日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 【ミラノ(イタリア)15日=大谷翔太】 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、世界チャンピオンの三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が73・11点。ミスが出て5位で、16日(日本時間17日)のフリーに進み「いつも通りではなかった。明日は一つ一つのエレメンツを丁寧に。(SPも)丁寧にやっていたけど、集中して。こういった失敗がないように頑張りたい」と、三浦は前を向いた。

 2人にとっては珍しいミスが出た。サイドバイサイドの3回転トウループなど2つの要素を終えて迎えた、リフトの後半部分。木原が右手1本で三浦の右手を持ちながら頭上で支え、両手で持ち替えようとした瞬間に、左手同士を握るタイミングがずれた。三浦が木原の肩部分に乗るような形となり、何とか落下は免れたがレベルと出来栄え点(GOE)を取れず。82・84点をマークした団体SPから、リフトだけで6・00点下げた。

 ミックスゾーンでは、演技直後だったため原因が詳しくは分からなかったが、三浦は「リフトというのは、全て2人のあうんの呼吸、タイミングで成り立っている」と説明。そして「少しずれてしまうと今回のようになってしまうので。積み上げてきたものはあったけど、運も悪かったなと思っています」と振り返った。ミスは出たが、その後のスロージャンプはしっかりと成功。「ここは失敗できない」とプレッシャーもあったが「りくりゅう」の強さもみせた。

 1位とは6・90点、表彰台圏内とは1・49点差でフリーへ。日本勢初優勝への壁は高いが、フリーは団体で世界歴代3位となる155・55点というハイスコアをマークしている。視線を落としていた木原だが「明日しっかり、気持ちを切り替えて。できるベストを尽くせたら」とコメント。世界の舞台の経験値を、五輪のフリーにぶつける。