◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート ペアショートプログラム(15日、ミラノ・アイススケートアリーナ) 【ミラ…
◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート ペアショートプログラム(15日、ミラノ・アイススケートアリーナ)
【ミラノ(イタリア)15日=大谷翔太】ペアのショートプログラム(SP)が行われ、世界チャンピオンの三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組はリフトでまさかのミスが出て73・11点、トップと6・9点差の5位発進となった。
冒頭で高さのあるトリプルツイストを披露し、並んで跳ぶ3回転トウループも成功。しかし得点源のリフトで大きくバランスを崩した。演技後約10秒間、氷上でうなだれ動けずにいる木原の肩に、三浦が優しく手をやった。キス・アンド・クライでも三浦とコーチが声をかけたが、木原は首を振り下を向いた。
木原は「いいミスではなかった。今は前を向くしかない。まだ試合が終わっていないので、自分たちのできることをやりたい」と言葉を絞り出した。
報道陣から「団体の時のような演技をすれば逆転が可能な点数」と振られると「そうですね。本当にありがとうございます。勇気が出る言葉を。今やるしかないので、気持ちを切り替えて、明日また2人で、チームで。調子が悪いわけじゃないので。明日は必ずここで、いつものような『りくりゅう』の感じでお話できるように必ず戻ってくるので、待っていてください。必ず戻ってきます」と宣言。声に張りが戻った。
ペアの五輪競技で過去最高成績は前回北京大会の「りくりゅう」の7位。木原は高橋成美と組んでいた初出場の2014年ソチ大会から、自身4大会連続出場を果たしていてる。日本史上初の表彰台、そして金メダル獲得へ、フリーで巻き返す。