短期免許で活躍する外国人ジョッキーの先駆けとなったのが「フランスの名手」O.ペリエ騎手だ。日本でも数多くのビッグレー…
短期免許で活躍する外国人ジョッキーの先駆けとなったのが「フランスの名手」O.ペリエ騎手だ。日本でも数多くのビッグレースを制したが、初のJRA・GI連覇を達成したのが01年のフェブラリーS。5番人気のノボトゥルーで鮮やかに差し切った一戦を振り返る。
この年のフェブラリーSは混戦模様だった。1番人気はサンフォードシチーで3.9倍。そこから僅差でウイングアロー、ゴールドティアラと続き、4番人気のトゥザヴィクトリーが6.1倍。少し開いて5番人気のノボトゥルーが10.4倍だった。
レースは伏兵のノボジャックが逃げた。武豊騎手のトゥザヴィクトリーは好位を追走。中団にサンフォードシチーとノボトゥルーがつけて、ウイングアローとファストフレンドは後方から。前半800mは47秒1のハイペースとなった。迎えた直線、トゥザヴィクトリーが早々と先頭に立ち、一気に後続を突き放す。一旦はこのまま押し切るかに思えたが、ハイペースを追いかけた分、残り200mから脚が鈍った。かわって浮上したのがペリエ騎手のノボトゥルーだ。残り100mでトゥザヴィクトリーを交わすと、そこからもうひと伸び。後方から追い上げてきたウイングアローに1馬身1/4差をつけてゴールを駆け抜けた。前哨戦の根岸Sに続く重賞2連勝でGIウイナーの仲間入り。そしてペリエ騎手は前年のウイングアローに続く制覇で、外国人騎手として史上初のフェブラリーS連覇を果たしたのだった。
あれから25年、今年のフェブラリーSではR.キング騎手が外国人騎手として4人目となる連覇に挑む。女性騎手として初のJRA平地GI制覇を成し遂げた昨年に続き、歴史に名を刻むか。その剛腕に要注目したい。