<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):ジャンプ>◇女子個人ラージヒル決勝◇15日◇プレダッツォ・ジャンプ競技場4大会…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):ジャンプ>◇女子個人ラージヒル決勝◇15日◇プレダッツォ・ジャンプ競技場

4大会連続出場の伊藤有希(31=土屋ホーム)は、合計236・9点の14位だった。1回目には119・5メートルを飛んで8位で折り返す見せ場もつくった。テレビインタビューには「(五輪に)4度も挑戦させていただいて、メダルを取ることはできなかったですが、経験と携わってくれた方々の全てが金メダル以上に大切なものと感じました。幼いころからの夢だった金メダルを取るということは達成できたと思います」とすがすがしい表情で語った。「今までのオリンピックで空が一番きれいに見えた気がします」。

会場には地元である北海道下川町の人たちも応援に駆けつけた。

オレンジ色のポンチョ姿で応援する様子に「スタンドからも、飛んだ後も見えました。自分が生まれ育った下川町の皆さんに、オリンピックの舞台で直接応援していただけるのはすごく心強かった」と感謝した。

両親がスキー選手で、4歳で競技を始めた。家族の現地応援も力になった。「うちの家族は全員スキー選手で、全員1度はオリンピックを目指していたけど、こうして最後に家族全員でオリンピックに来ることができて、すごくうれしいし、幸せ」と話すと、感極まったのか、一筋の涙がほおを伝った。