◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽ノルディックスキー・ジャンプ 男子個人ラージヒル(14日、イタリア・ミラノ) 男子個人ラージ…
◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽ノルディックスキー・ジャンプ 男子個人ラージヒル(14日、イタリア・ミラノ)
男子個人ラージヒルが行われ、初出場の二階堂蓮(24)=日本ビール=が合計295・0点で銀メダルを獲得した。1回目1位から2回目に順位を落としたが、今大会3つ目のメダルを獲得。1998年長野五輪で金2、銀1を手にした船木和喜以来2人目となる日本勢1大会3個の快挙を果たした。
二階堂の活躍を陰から支えるのが妻・麗奈さん(26)だ。W杯遠征から帰国した1月13日に自身のSNSで結婚を電撃発表。出会いは約2年前だった。居酒屋で酔いつぶれている二階堂を介抱したのがきっかけだ。交際はすぐスタートし、二人三脚で世界と対峙(たいじ)してきた。
麗奈さんはジャンプ選手というより「1人の人」として見ている。だからこそ家では自然体。競技の話より、リラックスして過ごせる空間作りに務めている。「ジャンプに関してはそんなには熱狂的ではないと思う。一応、妻になったので、頑張ってくれたらうれしいなくらい。(1月のW杯の)初優勝の時もうれしかったけど、周りの反響の方がすごかったですね」と話す。
家では「ピピ、レナピー」と呼び合う。家事なども頼めば手伝ってくれる優しさもある。食事面でも苦労はしないという。「食べる量は自分で調整してくれる。私は実家が漁師。寿司が好きで、うにとかまぐろが好きですよ」。普段は「すごくおおらかです。怒ったりしないけど、すねるところがあります。そんな時は、こちらから悟らせるようしますよ」と姉さん女房らしく寄り添う。遠征が多くなかなか会えないが、家ではストイックな一面もみせる。「夏は朝6時から毎日、走っていました。えらいなと思いますね」。
五輪への思いも「自分に負けなければ大丈夫。頑張れって言っても、もう頑張っているんだろって思っちゃうタイプなので。いつも通り、はい頑張ってくださいって感じ」とプレッシャーは与えない。父・学さんも「パートナーの支えがあって安定してきた」と感謝する。14日はバレンタインデー。麗奈さんはLINEでハートマークを届けた。夢舞台での3つのメダルが、何よりのお返しになった。