「ボクシング・IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦」(15日、住吉スポーツセンター) IBF世界スーパーバンタム級…

 「ボクシング・IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦」(15日、住吉スポーツセンター)

 IBF世界スーパーバンタム級王座挑戦者決定戦が行われ、元IBF世界バンタム級王者で、同級8位の西田凌佑(29)=六島=が7回2分53秒3-0の負傷判定で、同級4位のブライアン・メルカド(30)=メキシコ=を下し、挑戦権を獲得した。昨年6月の中谷潤人(M・T)とのWBC・IBF世界バンタム級統一戦での初黒星からの再起戦を飾り、スーパーバンタム級での2階級制覇を力強く宣言した。

 減量から解放され、西田が本来の動きを取り戻した。32勝中26KOを誇るメルカドの強打を恐れることなく前進。左ストレート、左ボディーで追い込んだ。偶然のバッティングで負った西田の左目上の傷がひどくなり負傷判定となったが、ポイント差は明白。「この階級で評価が高い相手に勝つことができて自信になった」と階級を上げた効果を実感した。

 これで挑戦権を獲得。枝川孝会長は「ボクサーは強いもんとやりたいという思いでやらないと。世界一を目指しているわけやから」と4団体統一王者として君臨する井上尚弥(大橋)への挑戦にも意欲を見せる。

 西田も「やってもらえるのならお願いします。頑張ります」と力強く宣言した。5月に中谷との対戦が決定的な井上はその後に王座を返上する可能性もあるが、その場合、西田は王座決定戦に進む方針だ。