4回転の神、もう1度ミラノの氷へ。金メダルの鉄板候補だった26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュアスケー…
4回転の神、もう1度ミラノの氷へ。金メダルの鉄板候補だった26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュアスケート男子フリーで「世紀の失速」となる総合8位に沈んだイリア・マリニン(21=米国)が、当地の21日午後8時(日本時間22日午前4時)から行われるエキシビションに出演する。米USAトゥデー紙が15日、報じた。水面下で内定しているという。
五輪のフィギュアスケートを締めくくるアイスショーで、各種目のメダリストを中心に出演者が決まるもの。個人男子は表彰台を逃したが、団体は2連覇に貢献していた。7日間で4試合の過密日程に最後は力尽きたが、失意の夜で別れを告げるのではなく、もう1回、ミラノのファンの前で舞う。
本人はミラノに滞在しており、この日はプラクティス(練習)リンクに姿を見せていた。
また、マリニンが3月に行われる世界選手権(プラハ)に出場することを決断した、とも同紙は伝えた。3連覇が懸かっている。
世界唯一のクワッドアクセル(4回転半)を含む、全6種の4回転半ジャンプを操るクワッド・ゴッド(4回転の神)は、ショートプログラム(SP)首位から、世界記録を持つフリーで衝撃の15位に沈んだ。156・33点で、自己ベストの238・24点に81・91点も届かなかった。合計も264・49点で総合8位。同じく自己記録の333・81点から69・32点も下回る惨敗を喫していた。
この得点が出た瞬間、本人ではなく父のロマン・スコルニアホフ氏が激しく頭を抱え、息子が困惑した表情で見つめる画像が世界中に拡散され、物議も醸していた。
個人の前に団体があるスケジュール問題も改めて議論が沸騰するなど、衝撃の夜を巡って穏やかではない中、マリニンのエキシビション出演が実現すれば、温かい声援を浴びることは間違いなさそうだ。