<打撃格闘技KNOCK OUT61:後楽園大会>15日◇東京・後楽園ホール第9試合で元KNOCK OUT-BLACKライ…
<打撃格闘技KNOCK OUT61:後楽園大会>15日◇東京・後楽園ホール
第9試合で元KNOCK OUT-BLACKライト級(-62.5キロ)王者大谷翔司(35=KNOCK OUTクロスポイント渋谷)の引退試合が行われた。大谷は自分からベルトを奪った現王者の大沢文也(34=ザウルスプロモーション)と3度目の対戦。結果は大沢が3回44秒、大谷の“ナパームストレート”のお株を奪うような強烈な右を突き刺してKO勝ちした。
試合後のマイクで「皆さん一回、大谷選手に一回、思いっきり、大きな拍手をお願いします」と後楽園ホールのファンに呼びかけた大沢は、自分が強くなれたのは大谷との最初の対戦で負けたからだと強調。その後の会見でも「大谷選手じゃなかったらああいう戦い方は絶対できなかったと思う」と話した後で「大沢文也、変わりました。でも変わったのは今回の試合だけです。次の試合からはいつもの泥試合するので、皆さんこれからも変わらず応援よろしくお願いします」と笑わせた。
一方、リングを去っていく大谷は会見で「KO負けするとは1ミリも思ってなかったです」と苦笑いしながらも、会場のファンに自分への拍手を求めてくれた大沢に対し「本当により彼を好きになったし、その前に号泣してたんですけど、涙が止まらなくなりました」と感謝した。
大谷は自らの格闘技人生について「ひと言で言うと最高でした」と振り返り、「KNOCK OUTのベルトを巻いて、短い期間ですけどKNOCK OUTを背負って戦うことができた。でも自分が本当に見据えていたところには届かなかったっていうのも事実。それが本当に半々ぐらい入り混ざった感情で、次の人生に向かうには一番いいマインドなんじゃないかと。リングでの戦いは終わりましたけど、これからも戦いは続いていくので、大成します」と第2の人生での勝利を誓っていた。