<明治安田J1百年構想リーグ:G大阪0(2PK3)0名古屋>◇15日◇WESTグループ第2節◇パナスタガンバ大阪MF倉田…
<明治安田J1百年構想リーグ:G大阪0(2PK3)0名古屋>◇15日◇WESTグループ第2節◇パナスタ
ガンバ大阪MF倉田秋(37)が、今季初先発した名古屋グランパス戦で変わらぬ存在感を示した。
左MFで先発すると、魂を感じさせる球際のバトルでチームにスイッチを入れ、前半27分にFWイッサム・ジェバリがネットを揺らした場面では、ゴール前でのスルーで名古屋守備陣を完全に崩した。そのゴールはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で取り消しとなったが、後半開始からはボランチにポジションを移して攻守で奮闘した。2ゴールで勝利の立役者となった昨季リーグ第2節のアビスパ福岡戦を意識し「それをイメージして入った」という通りのパフォーマンスでチームをけん引した。
けが人が続いて数的不利になるアクシデントもあった末にPK戦負けという結果になったが「ACL2も(開幕戦の)ダービーも今日の試合も、相手を上回れている。強度の部分や走ることは今日も出たかなと思う」と一定の手応えを得られる内容を評価した。
それでも現状の自身に満足しているかというと、そうではない。「自分自身はもっと上げていける。もう1個ギアを上げないと、圧倒的な力見せられないと思う」。新指揮官の就任に合わせてオフも早めに動き出していたベテランは、まだ状態を上げられると言い切る。
J2への降格がない百年構想リーグでは思い切ったチャレンジも可能であり、ベテランよりも若手を試す機会が増えるクラブも出てくるとみられるが、青黒の背番号10はそんなことをみじんも気にしていない。「試合でメンバーに入ろうが、スタメンだろうが、ベンチ外になろうが、やることは変わらない。決めるのは監督。俺が日々全力でやって、あとは(監督が)選ぶのを待つだけ。だから特にこの半年やからとか、若手が使われやすいっていうのは考えたことがない」。出番を与えられれば期待通りのプレーで応えるプロ20年目は、今季も変わらない頼もしさでチームを支えていく。【永田淳】