【ミラノ(イタリア)15日=富張萌黄】スピードスケート女子500メートルは午後5時3分(日本時間16日午前1時3分)か…
【ミラノ(イタリア)15日=富張萌黄】スピードスケート女子500メートルは午後5時3分(日本時間16日午前1時3分)から行われる。日本勢は22年北京五輪銀の高木美帆(TOKIOインカラミ)、吉田雪乃(寿広)、山田梨央(直富商事)が出場する。
日本勢でメダル最有力なのが23歳の吉田だ。昨季W杯同種目で2勝、今季も1勝と世界で実績を残してきた。今季からは五輪3大会連続出場の及川佑コーチに本格的に師事し、スタートの技術を磨いた。昨年10月の全日本距離別選手権では同走した高木を抑えて優勝。前回大会メダリストに「ブレード(刃)の迷いがなかったとしても、あのタイムが出せるんだろうか。一緒に走れて、高ぶる気持ちを感じられた」と言わしめた。W杯では優勝を含め3度表彰台に上っており、メダル獲得のチャンスは十分ある。
前回銀メダルの高木は、今季同種目のW杯出場は格下のBクラスで1度のみ(優勝)。世界の強豪たちとのレースはほとんどなく、未知数な部分が多い。今大会は既に銅メダルを獲得した1000メートル、14日の団体追い抜き準々決勝を消化し、体力面が懸念される。「チーム・ゴールド」のウイリアムソン師円コーチは「狙えるものは全部狙う」と話しており、本気で2大会連続メダルを狙う。
金メダル最有力はオランダのフェムケ・コク。今季W杯第1戦では36秒09をたたきだして連勝。李相花(韓国)が持っていた世界記録(36秒36)を大きく塗り替えた。W杯は7戦に出場し全勝。オランダ国内のレースを含めて今季負けなしの絶対女王が大きな壁となる。
高木は4組に登場。山田は7組、吉田は14組で滑ることとなった。コクは北京五輪金メダルのエリン・ジャクソン(米国)と最終15組で同走する。