(15日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉スキー男子デュアルモーグル) 今季のワールドカップ(W杯)は一度も…

 (15日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉スキー男子デュアルモーグル)

 今季のワールドカップ(W杯)は一度も表彰台に上がっていない。昨年の世界選手権ではこの種目11位。そんな、島川拓也が4位に食い込んだ。

 この日、2回戦の相手はW杯ランキング今季1位のジュリアン・ビール(カナダ)。ミスが出た相手を横目にしっかり滑りをまとめると、準々決勝では、北京五輪のモーグル金メダリスト、バルテル・バルベリ(スウェーデン)を破った。スピードでは先行を許したが、ターンの完成度でねじ伏せた。

 3日前のモーグルでは、15位に終わった。「スタート台に立った時に緊張してフワフワした気持ちだった」

 だから、決めていた。

 「抑えている自分を捨てて、全力を出し切る」

 昨夏は北海道の自宅近くで、自転車で坂道を上るトレーニングを徹底。心肺機能を磨いてきた。連戦を強いられるデュアルを意識しての練習だった。

 準決勝、3位決定戦では敗れたが、世界を驚かせる4位だった。