<B1:仙台83-74名古屋>◇15日◇第23節第2日◇ゼビオアリーナ仙台ほか仙台89ERSが強豪・名古屋ドルフィンズ(…
<B1:仙台83-74名古屋>◇15日◇第23節第2日◇ゼビオアリーナ仙台ほか
仙台89ERSが強豪・名古屋ドルフィンズ(D)相手に通算10戦目で初めて勝った。41-44で迎えた第3クオーター(Q)、ベテラン杉浦佑成(30)が2本の3点シュートを含めて8得点で流れを変えた。第4Qは21-11と完全に主導権を握り、5点差で負けた前日の悔しさを晴らした。西地区2位相手に1勝1敗。チャンピオンシップ(CS)出場にあらためて自信をつけた格好だ。
◇ ◇ ◇
嫌な流れを杉浦が断ち切った。B1で最も失点の少ない名古屋Dの守備の前に第2Qは11点止まり。ズルズルいきかけた第3Q、杉浦の3点シュートが火を吹いた。
残り4分24秒、3点差に詰める3点シュートを決める。再び点差を広げられた約2分後にまたしても3点シュートを決めて食らいつくと、残り1分9秒には2点シュートを入れ、約5分間で8得点。21-11と圧倒する第4Qにつなげた。
試合のMVPに選ばれた杉浦は「(個人として)前半はいいところがなかったから、後半はチャンスが来た瞬間に打とうと思っていた」と振り返った。強度の高い相手の守備にひるまず、この日は仙台を拠点とするプロ野球・楽天とのコラボ・デー。昨季限りで現役を引退した岡島豪郎氏らが来場していた。「長い間、お疲れさまでした」とねぎらい、「勝てて本当にうれしいっす」と勝利をささげた。
強度の高い守備にひるまず、攻めの気持ちを失わなかったことに、ダン・タシュニー・ヘッドコーチ(HC、44)も「みんなが1つとなって、チームとして戦えた試合」と高く評価。2016年のBリーグ発足以降、対戦10戦目にして初めて勝ち、「チームを誇りに思う」と話した。
西地区2位で、B1で2番目の勝ち星(30勝)を上げている相手に1勝1敗。CS出場に向けてあらためて手応えを得た。前日14日に43回目の誕生日を迎え、4556人のファンからハッピーバースデーで祝われた志村雄彦社長は「CSに行きます!」と高らかに宣言していた。