(15日、侍ジャパン宮崎合宿) 合宿2日目は投手陣がほぼ全員ブルペン入り。野手では森下翔太(阪神)が、激励に訪れていた…
(15日、侍ジャパン宮崎合宿)
合宿2日目は投手陣がほぼ全員ブルペン入り。野手では森下翔太(阪神)が、激励に訪れていた松井秀喜さんに打撃のアドバイスを求めた。選手の動きが活発化してきた。
阪神の主軸に成長した森下は、飽くなき探究心を持つ。
左右でタイプこそ違うが、大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井さんに、自身も強く意識する「打席での構え方」を聞いたという。
「いい打者になるほど、シンプル。(松井さんは)楽なところに立って、タイミングだけを意識したと。同じ意見のところもあって、得られるものがありました」
前日は松井さんのサインが実家にあることを本人に告白した。
松井さんの滞在が2日目までと聞き、「積極的にいかないとチャンスを逃してしまう」。26歳の年齢差をものともせず、この日は約10分、打撃論を交わした。
松井さんは森下との会話の内容を「サインの話の続きをね。いつごろ(書いたもの)なのか」とはぐらかした。
森下の打撃については「センター中心に強い打球を左右へ飛ばす印象です」と、話していた。
侍ジャパンの外野陣は層が厚い。5人のうち3人は前回の優勝メンバー。前回はけがで辞退した鈴木誠也(カブス)は、今回は中軸に座るだろう。
野手最年少の25歳の森下は、実績組に挑む立場だ。
井端ジャパンには過去3度招集され、若手中心で臨んだ2024年のプレミア12では全9試合で4番に座った。国際大会での勝負強さは証明済みだ。
「いろんな選手とコミュニケーションをとれました。松井さんもいたからこそ、充実したクールになった」
希少な右打者で、阪神での定位置の右翼に加えて中堅や左翼も守れるのが強み。そして若さがある。
合宿は16日が休日で、17日から第2クールが始まる。(福角元伸)