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2月14日(現地時間13日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズのホーム、インテュイット・ドームで開催されたNBAオールスター初日の「2026 カストロール ライジングスターズ」は、ビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)が名誉ヘッドコーチ(HC)を務めた「チーム・ビンス」が大会を制した。
準決勝ではトレイシー・マグレディ(元オーランド・マジックほか)が名誉HCを務めた「チームT-Mac」と対戦。一時は11-19で8点を追う展開になるも、そこから挽回し、41-36で勝利した。マタス・ブゼリス(シカゴ・ブルズ)、ジェイレン・ウェルズ(メンフィス・グリズリーズ)が、それぞれ6得点をマーク。
もっとも、この試合のヒーローは間違いなくVJ・エッジコム(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)だった。「(ビンスが)僕らへ『なんでハードにプレーしないんだ?』と言ってきてね。それで練習を終えて、みんなで『全力でやろう』と決めたんだ。ビンスは僕へ、アグレッシブにプレーすることを求めていた」
そう明かしたシクサーズのルーキーは、2点リードで迎えたタイムアウト後に3ポイントシュート2本を立て続けに沈めただけでなく、ドライブからレイアップを決め切り、決勝弾のプルアップジャンパーも放り込み、最後の10得点を1人でたたき出した。
準決勝で17得点5リバウンド1アシストを残したエッジコムは、カーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)が名誉HCを務めた「チーム・メロ」との決勝でもチーム最多の6得点に2リバウンド1スティールと活躍。
23-24で迎えた最終盤にはフリースロー2本を見事決め切り、25-24で優勝へ導いたエッジコムは、7名全員から投票され、満場一致で大会MVPにも選出された。大会フォーマットこそ違うものの、シクサーズの選手でライジングスターズのMVPに輝いたのはエッジコムが3人目。1997年のアレン・アイバーソン、2006年のアンドレ・イグダーラに次ぐ受賞者となった。
レジェンドのカリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)から話を聞くことができたことに感謝していた20歳のガードは「勝ちたかった。負けるのが本当に嫌でね。ただ、時間をかけてでも無駄にならないような、競争力のある試合にしたいだけなんだ」と口にし、ライジングスターズ優勝を喜んでいた。
【動画】ライジングスターズでMVPに輝いたエッジコム