2月14日に行われたJ2・J3百年構想リーグ第2節で、藤枝MYFCが2−0で松本山雅FCに勝利した。指揮官として“J初…

 2月14日に行われたJ2・J3百年構想リーグ第2節で、藤枝MYFCが2−0で松本山雅FCに勝利した。指揮官として“J初勝利”を挙げた元サッカー日本代表槙野智章監督による“熱くて甘いロッカールーム”が話題となった。

 国内外4クラブでプレーし、国際Aマッチ通算38試合出場4得点の実績を残した槙野は、2022年限りで現役を引退。その後、品川CC(神奈川県1部リーグ)での指導経験を経て、藤枝の監督に就任した。迎えた今季開幕戦はFC岐阜に0−2と敗戦。この日、仕切り直しの本拠地での一戦に気合十分だった。

 その試合前のローカールームの映像をクラブ公式SNSが公開した。そこには38歳の槙野監督が「OK話します!耳だけ傾けて」と話し始める姿があり、次のような言葉で選手たちを鼓舞した。

「自分たちがやってきたことしっかりやろう!」
「目の前の相手に負けるな!チームとしてもそうだけど個人として負けるな!」
「キク(菊井)、お世話になったクラブだよな?みんな助けてやろう。昂る思いとかいろんな思いがある。助けってやってくれ、キクを!」
「うまくいかない時こそ声を出す。チームのために走る。戦うことを忘れるな」

 そして最後に「今日は何の日?」と問い、「バレンタイン!最高に甘い試合しましょう!」と言い切ると、ロッカールームに選手たちの雄叫びと拍手が響き渡った。

■「なんだかモチベーションあがる!」

 この槙野監督のローカールーム映像に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられて話題を集めた。

「古巣対戦の菊井選手への心配りと、バレンタインで最高に甘い試合にと盛り上げ!なんだかモチベーションあがる!」
「モチベーション上がる 試合は巧さがいるけどやはり心の強さ、気合いも、大事よな その中でも、リラックスさせる言葉も盛り込んでるし凄くいい」
「槙野監督は菊井くんの山雅への思いをわかってゲームキャプテンにしたのですね。“キクを助けてやってくれ”なんてカッコいいじゃないですか」
「品川の時から既にこうだったけど、モチベーターとしての才覚は間違いない」
「最高に甘くて美味しい試合でした」

 試合は前半を0−0で終えたが、藤枝が後半15分に古巣対戦となった菊井悠介のフリーキックで先制点を奪うと、同31分にはPKを再び菊井が決め、2−0。守備陣も集中力を切らすことなく相手の攻撃をシャットアウトした。

 SNS上では試合中のベンチで飲んでいた「マテ茶」も話題を集めた槙野監督。次戦は開幕2連勝スタートを切っているヴァンフォーレ甲府と対戦する。次はどのような言葉で選手たちをピッチに送り出し、どのような試合をサポーターに見せてくれるのだろうか。

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