各国のアスリートが一堂に会する選手村。その内容に対する反響はさまざまだ(C)Getty Images 美食大国が舞台とな…

各国のアスリートが一堂に会する選手村。その内容に対する反響はさまざまだ(C)Getty Images
美食大国が舞台となったミラノ・コルティナ冬季五輪だが、奇しくも食事面で参加アスリートから“苦情”が舞い込んでいる。
開幕から1週間が過ぎ、選手の生活拠点となる選手村には、さまざまな意見が上がった。“利用者”のSNSでの発信を見る限り、概ねポジティブな感想が寄せられていた印象だが、一部では24時間利用可能となっているフードコートの食事内容にクレームが飛んだ。
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発信者となったのは、ジョージアのアイスダンス代表として大会に参加しているグレブ・スモルキン。英紙『The Times』の取材に応じた26歳は、大会開幕時から入村したという選手村の状況について「僕らが到着した時には、すべてが完璧に整っていた。部屋は準備万端で、家具もきちんと揃っていた」と各室の環境を前向きに語った上で、提供される食事の単調さを嘆いた。
「今のところかなり単調だね。2~3週間同じメニューが続き、ヨーロッパ料理はもっとシンプルだけど、ほぼ毎日出されているパスタ料理は、もう胃もたれし始めている。お腹を壊したこともあったよ」
さらに「本当は5日ごとにメニューを変えることを約束してくれたはず」と明かしたスモルキンは、「ここではジョージアの料理はおろか、ロシア料理も見当たらない。それに似たものすら一切ない」と吐露。メニューの偏りに対する小さな不満をこぼした。
選手から漏れた“本音”に対して、敏感に反応したのは、イタリアだ。大手紙『La Gazzetta dello Sport』はスモルキンのコメントを「うんざりしているようだ」と伝え、「よく知られているように、食は文化的アイデンティティの要素だ。典型的なイタリア料理を好む人が多い一方で、どうしても楽しめない人もいる」と指摘。万人が納得する環境作りがいかに難しいかを論じた。
もっとも、主催者側は今回の選手村に手ごたえを口にしている。同紙の取材に応じたイタリア・オリンピック連盟のルチアーノ・ブオンフィリオ会長は「多くの外国人選手たちが、我々の作った選手村こそが史上最も美しいと言っている」と断言。前向きに語った。
大会は残り約1週間。ここから選手たちのためにどこまで食事情が改善されるかは興味深いところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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