◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 3日目(14日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇6989yd(パー7…
◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 3日目(14日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇6989yd(パー72)
最終18番(パー5)、奥に切られたピンを松山英樹は“攻め込まなかった”。5Wのティショットを右のフェアウェイバンカーに入れてレイアップ。左サイドの海から強烈な風が吹きつける110ydほどのウェッジショットを手堅くグリーンに乗せ、下からロングパットを打った。常に気にかけるリーダーボードで状況を把握した上での判断。勝負どころは最終日のバックナインと言わんばかりにリスク管理を徹底したノーボギー「67」だった。
5打差10位スタートで3番から2連続バーディを先行。初めてグリーンを外した5番(パー3)をアプローチでしのぐと、6番もウェッジワークが光った。プロアマ形式だった初日は距離が短かったとはいえ、穏やかなコンディションにも恵まれてアイアンで2オンに成功していたパー5。右から冷たいアゲンストだったこの日、1W→3Wをつないでも約40yd残ったが、キャリーのコントロールも完ぺきな3打目で1m弱に絡めて獲った。
最難関9番でも我慢した。やはり初日より距離が出ない分、きついつま先下がりのライから左ピンを狙うタフな2打目をグリーン左のネイティブエリアに突っ込んだ。ボールは地面に埋まっており、無罰の救済を受けて寄せワンのパーを拾った。
後半最初のバーディとなった14番(パー5)は5Wでカットした2打目が右のガードバンカーへ。寄せるのが難しい左バンカーは避けつつ、決してやさしくないライから1.5mにつけた。3Wで大きく右に曲げた15番のピンチも50ydほど残った3打目を60㎝に絡めて切り抜け、16番はフックラインを読み切って10m近い距離を沈めるバーディ。無理に攻める場面はなくても、着実にスコアを伸ばしていった。
各ラウンドでビッグスコアが飛び出す伸ばし合いにあって、きっちり5アンダーずつを積み重ねて通算15アンダー6位。3日間で2個にとどめているボギーはフィールド最少タイだ。悪天候が見込まれる最終日を前に首位とは4打差。これまで上位が遠かった大会で逆転の望みを残した。(カリフォルニア州ペブルビーチ/亀山泰宏)