悔し涙を流した二階堂は「次は金」と前を向いた(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪のノルディックスキージ…

悔し涙を流した二階堂は「次は金」と前を向いた(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪のノルディックスキージャンプの男子個人ラージヒル(ヒルサイズHS=141メートル)が2月14日に行われ、二階堂蓮が銀メダルを獲得した。今大会、二階堂は個人ノーマルヒルと混合団体の銅メダルに続き、3つ目のメダル獲得となった。

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 1本目、140メートルの飛距離を記録しトップに立つと、一気に金メダルへの期待が高まった。だが2回目、直前にドメン・プレブツ(スロベニア)が141.5メートルのビッグジャンプを見せつけると、その直後、最後に飛んだ二階堂も距離を伸ばしテレマークも決めたが136.5メートルにとどまり、逆転でプレブツが金メダル。二階堂は銀メダルという結果に終わった。銅メダルはカツペル・トマシャク(ノルウェー)、小林陵侑は6位、中村直幹は16位だった。

 競技後のインタビューで二階堂は、「悔しい」を繰り返しながら、「ドメン(プレブツ)は2本を揃えてくると思っていた。(自分の)2本目は失敗しちゃって…」とライバルを意識していたことも明かし、「また銅メダルかと思っていたけど、失敗した中でも銀メダルだった。合格なんじゃないですかね」と言葉に詰まりながら結果を振り返っていた。

 この劇的な結末に、海外メディアも反応している。『Eurosport Polska』の公式Xは、「これほど多くを成し遂げたのに、彼の心はそれでも深く傷ついた。ニカイドウは、オリンピックの世界の残酷さを思い知らされた。涙ぐんだのは、彼だけではなかった」 と、その胸中に寄り添うようなコメントを投稿した。

 これで今大会3つ目のメダル獲得となり、1998年長野五輪の船木和喜に並んで、同一大会ではジャンプ日本勢最多となった。まだ五輪では金には届いていないものの、日本のエースとして堂々たる成績を残している二階堂の活躍に、ネット上では「感動をありがとう~」といった祝福・労いのコメントの他、逆転で金を逃すこととなった結果について、「涙の銀メダル この悔しがり方はぐっと来てしまう」との反応も上がっていた。

 二階堂はこの後、4種目目となるスーパーチームへの出場も有力視されている。ラージで味わった悔しさを糧に、再び挑む金メダル獲得へ向けてのチャレンジに期待が高まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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