「広島春季キャンプ」(14日、沖縄) 広島は14日、1軍の沖縄キャンプをスタートさせた。沖縄県沖縄市のコザしんきんスタ…
「広島春季キャンプ」(14日、沖縄)
広島は14日、1軍の沖縄キャンプをスタートさせた。沖縄県沖縄市のコザしんきんスタジアムで25日まで行われ、対外試合も6試合が予定されている。競争激化が予想される中、高卒7年目の玉村昇悟投手(24)が新たな武器習得に着手。新任の石井弘寿投手コーチ(48)から新スライダーを伝授され、一定の収穫を得た。
雲一つない快晴の下、玉村が汗を飛ばしながら腕を振った。ブルペンで約120球を投げ込んだ後、石井投手コーチに声をかけられた。「こういうスライダーのイメージもあるよ」。そこから2人でボールの握りを確かめ合いながら、左腕はブルペン投球を“おかわり”。「いい感じに曲がった。方向性はいいのかなと思っています」と手応えを明かした。
これまで投げていたスライダーは軌道の中で膨らみが大きく、打者が見極めやすいボールになっていたという。そこに目をつけた石井コーチが玉村にスライダーの握りと投げる感覚を伝授。玉村は「元々(スライダーは)抜けがちで使いづらかった。石井さんから助言されて兆しは見えた。あとは数をこなしていけたら」と明るい表情を見せた。
新たに教わったスライダーは直球と同じような軌道から大きく曲がるもの。石井コーチは「直球に近い軌道から手元で曲がってくれれば。カット(ボール)とはまた違う。スイーパーと言えば、スイーパーなのかな」と語る。スイーパーはドジャース・大谷が得意球にしていることでも有名な沈まずに大きく横変化するスライダーで、習得できれば大きな武器となることは間違いない。
現状は先発ローテを奪い取りに行く立場。沖縄の温暖な気候の中でレベルアップを目指しつつ、アピールを続けていく。