<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):カーリング・日本4-7米国>◇女子1次リーグ◇14日◇コルティナ・カーリング五…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):カーリング・日本4-7米国>◇女子1次リーグ◇14日◇コルティナ・カーリング五輪競技場

日本代表フォルティウスが痛恨の3敗目を喫した。世界ランキング5位の日本に対し、同10位の米国と対戦。第8エンドで痛恨のスチールで3失点するなど、第9エンドを終えて4-7のスコアとなり、自ら負けを認めるコンシード。通算1勝3敗となった。

フォルティウスはこの日午前に、世界ランキング1位スイスから金星を奪い、今大会初勝利。一方の米国も前日13日に同2位のカナダを撃破し、ともに格上からの勝利で勢いに乗るチーム同士だった。

この日の米国戦は、前半を3-3で折り返したものの、後半の第6エンド、さらに第8エンドにスチールで失点を重ねた。スイス戦で調子を取り戻したかに見えたスキップ吉村紗也香(34)だが、スチールの場面では痛恨のショットミスとなった。

1次リーグは10チームによる総当たり戦で、上位4チームによる準決勝進出は6勝(3敗)が1つの目安になる。

過去2大会の日本代表ロコ・ソラーレはいずれも5勝4敗で進出し、メダルを獲得。フォルティウスはまだ可能性はあるとはいえ、15日は世界ランキング3位の韓国、同2位のカナダとの対戦も残しており、土俵際に追い込まれた。

【第1エンド】

先攻は米国、有利な後攻は日本。互いに慎重な試合の入り。サード小野寺佳歩の2投目は相手の石をハウス(円)から出す。スキップ吉村紗也香は、最終投で相手のナンバーワンをはじき出し、ともに無得点のブランクエンドに終わる。

【第2エンド】

引き続き先攻は米国、有利な後攻は日本。ともにガードを置きつつ、相手の石をハウス(円)からはじき出す。サード小野寺佳歩の2投目が、やや弱い当たりで相手の石をハウスに1つ残す。スキップ吉村紗也香は最終投で相手ナンバーワンの石を出し、日本が1点を先制する。

【第3エンド】

1点を先制した日本が先攻、米国が後攻。セカンド小谷優奈の2投目が、ハウス(円)にある相手の石3つを動かす。サード小野寺佳歩の1投目でヒットアンドロールが成功。だが、スキップ吉村紗也香の1投目はややミスショットになり、米国が最後は狙っていた2点を奪って逆転する。

【第4エンド】

逆転に成功した米国が先攻、1点を追う日本が後攻。リード近江谷杏菜の2投目はうまくコーナーガードにつけ、セカンド小谷優奈の2投目は、相手ガードの隙間を通ってナンバーワンに置く。サード小野寺佳歩の2投目はダブルテイクアウトに成功。スキップ吉村紗也香は最終投で通り道が空き、相手の石を1つ出して2得点で逆転に成功する。

【第5エンド】

逆転に成功した日本が先攻、再び1点を追う米国が後攻。リード近江谷杏菜が2投目で、相手の隠れた石をハウス(円)から出す好ショットを披露。その後互いの石を出し合う展開。最後は日本が形をつくり、相手に1点を取らせての同点となる。

【第6エンド】

3-3の同点に追いついた米国が先攻、日本が後攻。途中でハウス(円)に両チームの石が縦に4つ並ぶ混み合った状況。激しい頭脳戦が繰り広げられる。スキップ吉村紗也香の最終投は、ミスショットとなって米国に初めて勝ち越し点となるスチールを許す。

【第7エンド】

再び逆転した米国が先攻、1点を追う日本が後攻。セカンド小谷優奈の1投目は相手のガード2つをはじき、ハウス(円)の前を広くし、2投目でダブルテイクアウトも成功。後続は互いに相手の石を出し、ブランクエンド。日本はこのまま後攻となる。

【第8エンド】

1点リードの米国が先攻、日本は後攻のまま。リード近江谷杏菜、サード小野寺佳歩の正確なショットで米国に1歩も引かない。スキップ吉村紗也香の1投目で相手の石を1つはじき出すが、米国に重圧をかけられ迎えた最終投では、吉村のショットがミス。米国にスチールで痛恨の3得点を与えてしまう。これで日本は4点ビハインド。

【第9エンド】

米国が先攻、大量4点を追う日本は後攻。ハウス(円)に縦に石を並べる米国に対し、日本はそれを崩しながら対抗。スキップ吉村紗也香は最終投で複数得点を狙ったももの、1得点に終わって4-7止まり。ここで日本は負けを認めるコンシードで、通算1勝3敗となった。