<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):ジャンプ>◇14日◇男子個人ラージヒル決勝◇プレダッツォ・ジャンプ競技場初出場…
<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):ジャンプ>◇14日◇男子個人ラージヒル決勝◇プレダッツォ・ジャンプ競技場
初出場の二階堂蓮(24=日本ビール)が銀メダルを獲得した。2回目に136・5メートルを飛び、合計295・0点。
テレビインタビューには第一声で「悔しい~!悔しいっす」と苦笑いで応じた。9日個人ノーマルヒル、10日混合団体でそれぞれ銅メダルを獲得しており、「もしかしたら『また銅メダルなんじゃないか』って思っていた。でも、今日はしっかりと銀メダルも獲得できたので、失敗したジャンプもありましたけど、合格なんじゃないですかね」と言い、「4年前の僕からしたらあり得ない話」と話した。
1大会3個のメダルはジャンプでは、98年長野五輪で個人ラージヒルと団体金、ノーマルヒル銀の船木和喜以来2人目の快挙達成となった。
得意なラージヒル。公式練習で相性の良さを見せていた。12日は2回目にこの回全体1位の139メートルをマーク。13日も134メートル、132・5メートル、129メートルで上位に入る飛躍を披露していた。
元ジャンプ選手で91年世界選手権出場父学さんに3度目の勇姿を見せた。会場は学さんが出場した35年前の世界選手権と同じ場所。縁を感じながら戦っている。
混合団体の時には「今度は銅じゃなくて、銅以上の色で取りたかった。このくやしさをラージヒルにつなげていく」と誓っていた。
五輪メダリストの仲間入りを果たし、反響を喜ぶ。「同級生だったり、妻だったり、妻の両親だったり、僕の両親もそうですし、いろんな方からすごいお祝いの言葉をいただいた」。ノーマルヒル後には、1月に結婚したばかりの愛妻からは「かっこよかったよ」の連絡を受けて、力に変えていた。
◆二階堂蓮(にかいどう・れん)2001年(平13)5月24日、江別市生まれ。江別大麻泉小2年から競技を始め、江別大麻東中から下川商高に進学し、3年時に全国総体優勝。22年から日本ビール所属。W杯は20年2月の札幌大会でデビューし、個人優勝は1度、表彰台は7度。世界選手権は23、25年の2大会連続で出場。26年1月13日に結婚し、家族は妻。