◆第7回ネオムターフカップ・G1(2月14日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・芝2100メートル) 今年からG1に昇格し…

◆第7回ネオムターフカップ・G1(2月14日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・芝2100メートル)

 今年からG1に昇格した1着賞金180万米ドル(2億8211万円)の一戦で、日本から出走した坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=騎乗のシンエンペラー(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)は4着だった。日本馬にとっては2022年のオーソリティ、昨年の同馬に続く3勝目を狙ったが、ならなかった。優勝したのはオイシン・マーフィー騎手とコンビを組んだロイヤルチャンピオン(セン8歳、英国K・バーク厩舎、父シャマーダル)。

 矢作調教師が「(G1なら)日本よりも、ここが一番のチャンスじゃないかなというぐらいに思っています」と意気込んだ大一番。左回りの中距離戦はベストの舞台だった。今年はG1に格上げ。悲願のビッグタイトル獲得を狙っての挑戦だった。

 凱旋門賞馬ソットサスの全弟で、矢作調教師が仏アルカナ社の1歳セリで見初めた存在。これまで国内外のG1に10度挑戦したが、2023年のホープフルS、24年のジャパンCでの2着が最高。昨秋の国内2戦(ジャパンC8着、有馬記念14着)は不利に泣き、ともにまさかの大敗。悔しさを募らせながら、再び海を渡ったチャレンジだった。この悔しさを今後のさらなるステップとする。

 矢作芳人調教師(シンエンペラー=4着)「ちょっと内の馬がうるさくて、ゲートのタイミングが合わなかった。俺は調子がいいと思っていたが、(坂井)瑠星は返し馬の感じで去年のような弾む感じがなかった、とのことでした。もっと早く動きたかったけど、言い訳になるような不利があったわけではない。内枠があだになりましたね。それでも日本馬では最先着なんだけど。今後は帰国して日本か香港(クイーンエリザベス2世C)かを考えます」