<明治安田J1百年構想リーグ:清水1(1PK3)1京都>◇14日◇WESTグループ第2節◇アイスタJ1清水はホーム開幕戦…
<明治安田J1百年構想リーグ:清水1(1PK3)1京都>◇14日◇WESTグループ第2節◇アイスタ
J1清水はホーム開幕戦を白星で飾ることはできなかった。京都に1-1からのPK戦の末、1-3で惜敗。吉田孝行監督(48)を迎えた新体制での初勝利はお預けとなった。優位に試合を進め、後半1分にオウンゴールで先制。しかし、後半追加タイムに同点弾を献上すると、PK戦では3人が失敗した。21日の次節もホームでの戦いが続き、神戸と対戦する。
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“長すぎる”後半追加タイムに、つかみかけていた勝ち点3が消えた。ゴール判定を巡るVARの介入もあり、表示は「15分」。京都の反撃に耐えていた清水だったが、同12分にミスで崩れた。最終ラインでボールを奪われた流れから、痛恨の失点。土壇場で試合を振りだしに戻された。
試合後の会見。吉田監督は「ホーム開幕戦。勝ち点3を取りたかった。1つのプレーで勝ち点を落としてしまう。どう時間を使うのか。勝つためには細かなところまでこだわらなければいけないと、チームとして教訓を得た試合だった」。PK戦では2人がGKの好セーブに阻まれ、1人がゴールの枠を捉えられずに終戦。PK負けによる勝ち点1獲得にとどまった。
悔しい敗戦となったが、「吉田エスパルス」が取り組む形は体現した。FWオ・セフン(27)をターゲットに敵陣に押し込み、セカンドボールを回収。インサイドハーフで先発起用されたMF小塚和季(31)とMF千葉寛汰(22)も躍動し、人数を掛けた速い攻撃でゴールに迫った。指揮官は「選手たちは本当に攻守にアグレッシブに戦い、自分たちがやっていることを出してくれた。そこは良かった」と収穫も強調した。
次節は、吉田監督が昨季まで率いていた神戸と本拠地で戦う。戦術の浸透を進める中で、その戦い方を熟知した強敵をホームに迎える。千葉は「チームとしてやりたいことはできていたし、内容としては良かったと思う。ただ、結果は負け。最後の部分を突き詰める。次はホームで初勝利を届けられるように、しっかり準備をしていきたい」と顔を上げた。“現在地”を知る上で申し分のない相手。真っ向勝負を挑む。【前田和哉】
○…試合前にはOBレジェンドによるトークショーが開催された。クラブ草創期に「清水三羽がらす」として活躍した長谷川健太氏(60)、大榎克己氏(60)、堀池巧氏(60)が登場。「オレフェス・タイムトラベル」と題したイベントで90年代の思い出などを語り、会場を盛り上げた。大榎氏は「下部組織だけでなく、ここで育った高体連の選手も入りたいと思うようなチームになってほしい」と願った。