【ミラノ14日=藤塚大輔】フィギュアスケート女子の坂本花織(25=シスメックス)が本番会場での公式練習後に取材に応じ、現…

【ミラノ14日=藤塚大輔】フィギュアスケート女子の坂本花織(25=シスメックス)が本番会場での公式練習後に取材に応じ、現地で前夜の男子フリーについて「今回の五輪は魔物がいないと思っていたんですけど、結構ビビっています」と率直に明かした。

男子フリーでは、世界選手権2連覇中で金メダル最有力候補とみられていたイリア・マリニン(21=米国)がまさかのフリー15位と大失速。SP首位から8位に順位を落とした。銀メダルの鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)、銅メダルの佐藤駿(22=エームサービス/明治大)について「底力を見せた2人がしっかり表彰台に乗れて、(銀メダルだった)団体戦からよく頑張ったなと思って見ていました」とたたえた上で、ミスが相次いだ最終グループの演技には「自分にこれが起きたらメンタル持たんなと。自分のことかのようにめちゃくちゃ緊張して。すごく胸が張り裂けそうで、苦しい、苦しいと思いながら見ていました」と心境を明かした。

坂本は3大会連続の出場となり、今季がラストイヤー。8日まで行われた団体を経て、17日(日本時間18日)のショートプログラム(SP)、19日(同20日)のフリーへ臨む。「(団体から)良い流れで来ていますが、自分の中ではいったん区切って、別の試合が始まると思って、新たな気持ちで挑めたら」と気を引き締めていた。