日本ハム新庄剛志監督(54)が、若手選手に心をくすぐられた。14日、キャンプ地の沖縄・名護で紅白戦を行い、ドラフト1位の…

日本ハム新庄剛志監督(54)が、若手選手に心をくすぐられた。14日、キャンプ地の沖縄・名護で紅白戦を行い、ドラフト1位の大川慈英投手(22=明大)が実戦初登板し、24年のドラフト1位柴田獅子投手(19)も登板した。野手では高卒ルーキーの藤森海斗捕手(18=明徳義塾)が左翼線に二塁打を放つなどアピール。育成選手も含め、次代を担う選手達のプレーに、指揮官は期待をふくらませた。

一問一答は以下の通り。

-大川君、初登板でしたけが、見られてどうでしたか

「僕はランナーいた時のクイック。セットでのボールが好きです。あれ、バッターからしたら打ちづらい感じになるんだよ。そこまで期待してなかったんで、ちょっとトップレベルじゃないですか。あと楽しみな選手が育成の川勝(空人)君と渋谷(純希)君。2、3年後、面白いっすね。ちょっと経験を積ませて。投げたいところにボールが集まってくれたらね、ちょっと面白いボールかなと。バッターを次々と抑えてくれそうなね。わくわくさせてくれる2人でした」

-川勝君は最速153キロ

「いや、球のスピードじゃないんですよ。マウンドの雰囲気とボールを離すリリースポイントにちょっと魅力を感じましたね」

-2人ともまだ育成ですけど、いっぱい経験積ませたい感じですか

「経験を積ませないとね。いいものが出てこないから。楽しみですね」

-高卒ルーキー藤森君もヒットを

「なかなか1年目から150キロ近くのスピードボールを芯に当てることは難しいのに、うまいことレフト線打った。粘って粘ってね。いい振りしてたから大したもんだなと思います」

-柴田君の投球は

「なんか145キロでないとか言ってたけど、出てましたよね。彼はそんなに心配してないから。ちょっと気になったのは、グーリン(古林睿煬)。見た感じ、なんか腕の振りが僕は違うかなっていう風には見えましたね。ちょっとトップの返りが遅いということだから、慌ててね。今度はこれを取り戻そうとして投げたら、高めにくる。ボールの違いもあると思うんですけど。変わったな。まあまあ、本人は変わってないっていうかもしれないけど、僕の中では変わったかなと思います」

-ちょっと制球が定まってなかった

「ボールの違いだと思うんですけど、そんなこと言ってられないし。イーレイ(孫易磊)も体を大きくして、昔の投げ方とこう徐々に徐々に合わせていく段階だと思うから、その合ってきたときにはね、イーレイも、もう一段、二段レベルアップするのかな。もうちょっと先かなと思いますけどね。ボールも違ったしね。まあ馬みたいな足になって、あんなに大きくなるもんなの? 3カ月ぐらいで。トレーニングしたんでしょうね」

-体が大きくなって

「体が大きくなる、その努力はわかるけど、ボールがいってなかったり、せっかく鍛えたのにそれが使えなかったらまあまあ意味ないんでね。合わせていく段階じゃないですか、これから。でも今結果出してる選手っていうのは、2年前にやってきたことが今徐々に徐々に出てきて、結果に出ていると僕は思う。でも、この争いがすごく激しいから、結果出したい気持ちはわかりますけどね。結果を出したいなら、力を抜いて結果を出す。そっちの方が見た目もいいんで」

-野村選手ですけど、守備はもちろん今トレーニングやっているところだと思うんですけど、その効果が攻撃の方で見えたのかなと。監督からみられて、そういったことは

「でも、あれ(送球ミスは)、キャッチボールじゃね(笑い)。めっちゃ距離近い。まあ力んだのかな。ダブルプレーは難しいんで。バッティングの方は、バットも変えて、ちょっと短く持ってみようかと。去年のバットはヘッドがすごく重くて、コントロールしづらいバットだったんですけど、今年すごいバランスが良くて。短く持っても、追い込まれてあそこまで飛びますよ、っていうのがわかってくれたら。やっぱり確率がいいバットの方がいいんだね。力はあるから」

-バットは監督が言って変えてもらったんですか

「いや、(自分で)変えてました。今日、山崎武司さんみたいなバッティングフォームになってたらどうしようかなと思って。いや、でもいい。ほんと山崎さんのおかげですごく変わったから、ほんと呼んでよかったなと思いましたね」

-郡司君もさすがのバッティングでしたね

「彼はもうバッティングテクニックっていうのも知ってるしね。ただ、1試合、2試合ヒットが出なかった時にズルズルズルっていくタイプなんで、そこは僕がメンタルで変えていきたいなとは思いますね。もうちょっとしたきっかけなんで。どうしても調子悪くなってきて、結果が欲しくなると、スタンスが郡司君は広くなるんで、ちょっとそこのところはね、アドバイスはしていきたいかなと。回転でクルって回れば簡単に打てるんで、手が器用な子なんで。あと、前髪がちょっと長くて邪魔かなっていう(笑い)」

-島本投手も

「岡田(彰布)さんと、この間インタビューをして、島本君もよく使ってたらしいですよ。いいピッチャーだぞって。右バッターに対しても、左バッターに対しても全然使えるから、いい選手とったな、ってことを言われました」

-今日どうでしたか

「打ちたくなるところから落として。あれ。当たったとしてもボールにしかならないボールを投げてたんで。さすがだなと思いました」

-柴田くんは今日投手に専念でしたけど、今二刀流のメニューをこなしていて、監督の中ではどのような今後を

「稲葉監督に任せます。この間、指導もしてたしね。まあ僕、大谷君を育てたような二刀流の経験をしたことがないんで。それはCBOがね。その経験はしてるから、もう任せたというか。彼(柴田)は頭いいんで、自分なりに考えて、打つ方も投げる方もね、充実させるような考えを持ってると思うから」

-1月のスタッフ会議だったと思うんですけど、その時に名前あげた藤田琉生君、今日投げてましたけど、どうでした

「今日は物足りなかったかな。イメージしてたボールは投げられなかったかなと思います。フォームも変えてたしね。もっとゆったり投げてた感じに思えたんですけど、今日はあんまりゆったりした感じで投げてなかった。ゆったり投げるピッチャーあんまり好きじゃないんですけど。1回こうして止めて待つようなピッチャー、俺あんまり好きじゃないんですけど。これからでしょ」

-大川君の魅力は

「タイミング合わせづらい。バッターは。もっと彼はできると思うよ。ボールは行かなくていいから、クイックだけやってみてって。早送りぐらいのクイックはしてくれると。多分ね。それはもうタイミングがバッターは大事なんで、タイミング早く取ろうとしても、あのクイックはちょっと間に合わないかなというイメージは持ちましたね。あれでシュートとか来たら、もうなんか詰まるバッティングになるんじゃないかなって」

-大学の時ずっとリリーフだったみたいなんですけど、ランナー出してからの登板という方が適性があったりするんですか

「大学時代のランナーいた時のピッチングを見てないから。ランナーいなくてもいるイメージで投げていくんじゃないですか。クイッククイックで。またゆったりして、でクイックでゆったりとか。ピッチングフォームで球種を増やすピッチャーにもなってほしいかなと思います」

-打たれた清宮選手の打球とか「見たことない打球だった」って言ってました

「リップサービスでしょ(笑い)。そんなことないやろ。そこまでじゃない。でも、打ち方はうまかったですからね。(大川は)今日結果出して、(1軍宿舎の)ゆがふいんに行きたかったと思うんですけど、今日はちょっとまだね、我慢しなさいと。次投げるときにいいもの見せてくれると、思います」

-まだまだこれから

「いやいや、今日もう盗塁し放題でしょ(大川登板時は盗塁なしも両チームで4盗塁)。だからさらにクイックを良くしていかないと、どんどん走ってきますよ。ボールの勢いよりクイックを速く。とにかく練習してボールの質を上げていってほしいかなと思います。クイックデーは欲しいかな。ブルペンでね、あのロッテのすごいクイックの速い…東妻君。あれの倍ぐらいのスピードで。速い速い…ですね」