今週の日曜日は、京都競馬場で京都記念(GII・芝2200m)が行われます。 13年以降の京都芝2200mで開催された…
今週の日曜日は、京都競馬場で京都記念(GII・芝2200m)が行われます。
13年以降の京都芝2200mで開催された京都記念(計10レース)を見ると、前走で国内外のGIII以上に出走していた馬が[10-8-10-68]と圧倒。前走がオープン特別以下だった馬は[0-2-0-16]と厳しい結果に終わっています。
京都記念は春のGIへ向かう有力馬が前哨戦として出走してくることが多い一戦。それだけにレースレベルも高くなりますので、前走で高いレベルのレースを経験していることがプラスに働くのでしょう。
一方、前走がオープン特別以下だった馬は、一気にレベルが上がることに戸惑って力を出し切れないケースが多いと考えられます。オープン特別以下と京都記念ではメンバーレベルに大きな差があり、道中の展開なども厳しさを増します。この点も前走でオープン特別以下の馬が苦戦している要因なのでしょう。
今年の京都記念もGIで実績を残している馬が出走してきますし、レースレベルは例年通りと言えそうです。ここ10年の傾向を重視するならば、今年の京都記念も前走でGIII以上に出走している馬を中心視したいところです。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走オープン特別以下に出走し上がり3位以下
[0-0-0-12]複勝率0%
該当馬:エコロディノス、メイショウブレゲ
※特に言及のない限り、データは13年以降の京都芝2200mで開催された京都記念(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想されるエコロディノスが該当しました。
13年以降の京都芝2200mで開催された京都記念(計10レース)で、前走がオープン特別以下だった馬は25年リビアングラス、13年ベールドインパクトの2頭が馬券圏内に好走しています。この2頭はどちらも前走で上がり2位以内をマークし、瞬発力のあるところを見せていました。
京都芝2200mは外回りが舞台。データ対象の過去10回京都記念は京都芝のBコースかCコースで開催されており、直線距離は398.7mとなっていますので瞬発力も求められるコースと言えます。前走でオープン特別以下だったとしても、京都記念の舞台にも対応できる瞬発力を見せている馬には注意が必要と言えそうです。
一方、前走がオープン特別以下で上がり3位以下だった馬には好走例はありません。レースレベルの違いに戸惑うことに加え、瞬発力が求められる条件で力を出し切れていないのでしょう。
該当馬に挙げたエコロディノスの前走は3勝クラスのオリオンSで上がりは4位以下となっています。本馬のこれまでのレースを見ると持続力のある脚が持ち味。デビューから馬券圏内を外したのは一度だけですが、そのレースは25年の毎日杯。レース上がり33秒台の決着で5着に終わっていることからも、直線で瞬発力が求められる流れや条件には適さないタイプと言えそうです。
前走も4コーナーから早めに動く形で押し切っており、本馬の持ち味である持続力を最大限に生かした内容。今回もペースが遅く瞬発力が求められそうになれば、前回ように早めに動く形も考えられます。ただ、今回はGIIメンバーが相手で簡単にはいかないはずでしょうし、ゴール前で余力を失ってしまう可能性は否定できません。
今回の条件では人気ほどの信頼は置けない印象ですし、それであれば瞬発力があり重賞でも実績を残している馬に高い評価を与えたいところ。配当的に妙味も薄いですし、本馬の評価を割り引いて考える方が得策になるかもしれません。
重賞レースの参考に、是非お役立てください。