大相撲の横綱大の里(25)=二所ノ関=の昇進披露宴が14日、東京都内のホテルで開催された。開演を前に、師匠の二所ノ関親…

 大相撲の横綱大の里(25)=二所ノ関=の昇進披露宴が14日、東京都内のホテルで開催された。開演を前に、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が取材に応じ、大関安青錦(安治川)と弟子が互いに成長を続けることを期待した。

 2場所連続優勝を果たし、春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で綱とりに挑む安青錦。親方は「安青錦は本当に成長度がすごい。毎場所成長している。右肩上がりで成長していかないと、いつか超えられてしまうということもある。お互いに成長していかなくちゃいけない」と大の里とのライバル関係に言及した。

 大の里の対しては、稽古面で「稽古場を本場所のようにって、よく昔の人から言われてますけど、その通りだと思う。だからそういう部分で、試すところもあると思いますけど、倒さなきゃいけない時もある。相手に自信を持たせちゃうような稽古も見受けられるから。稽古場から怖い、脅威を感じるような厳しさっていうのも必要になってくると思います」と注文を付けた。

 さらに弟子に対して「これから伸びてくる若手がいたら引っ張り上げて稽古するとか、そこで負けないところを見せるとか。そういう部分が必要になってくる。いつまでも新弟子気分じゃないっていうかね、とりあえず稽古しますっていうような感じじゃなくて、そういう自覚を持ってやっていければ、もっともっと幅が広がってくると思いますよ」と続けた。

 約1年前には大関昇進披露宴を行った会場は、師匠自身の大関、横綱昇進披露宴を行った場所でもある。親方は「想定のスピードより、かなりのスピードで横綱まで上がった。もっとじっくり上がっていくという予想だったが、思った以上に早かった」と大の里を評価。そして「また次の弟子を育てられるように、ここでやれるように、頑張ろうと思います」と気を引き締めた。

 大の里の今後には「調子が悪くても常に千秋楽まで優勝争いに絡んで、優勝をうかがえるような力士になって欲しい」と期待した。