【明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第2節2026年2月13日(金)19:03キックオフ ノエビアスタジアム…

【明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第2節2026年2月13日(金)19:03キックオフ ノエビアスタジアム神戸】撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■質の高いプレスで圧倒

 Jリーグ百年構想リーグの開幕戦で京都サンガF.C.をPK戦の末に下したヴィッセル神戸は、金曜開催の試合とACLEが続き、金→火→金(この日の長崎戦)→火(アウェイ、ジョホール戦)という難しい日程を消化中。開幕早々の過密スケジュールの中、ミヒャエル・スキッベ監督は足に不安のある大迫勇也と扇原貴宏がここからの2試合を欠場することを事前に明言した。

 一方、J1復帰を果たした昇格組のV・ファーレン長崎は、開幕戦でサンフレッチェ広島に1−3の黒星発進。上位進出を狙いながらも、降格の心配のない特殊なシーズンの中では経験値を得てシーズン移行後の戦いへ向けて「J1基準のチーム」への成長もテーマになる。

 個人としての注目は、長崎のキャプテン・山口蛍だった。かつて神戸のキャプテンとしてシャーレを掲げたノエスタへの帰還の日でもあったのだ。だが、試合は序盤から神戸がJ1トップレベルの力を見せつけ、中盤でのプレスの質の高さで長崎の攻撃を封じる。長崎は後方からサイドに渡すプレーで落ち着きを得ようとするものの、神戸はそこに対してもプレッシャーをかけ、精度を保つことを許さなかった。

 そして高い位置でマイボールにした神戸は、後方を使いながら両サイドへ自在に展開し、ゴールに迫った。長崎もなんとかコーナーキックに逃れながらしのいでいたが、前半25分にコーナーキックのこぼれ球を酒井高徳が豪快にボレーシュートを決め、優勢を保っていた神戸が順調にリードを奪った。

■長崎が反撃を試みるも…

 追いかける立場になった長崎は、マテウス・ジェズスが右サイドの低い位置に下りてきてボールを収める形を試みるが、その後も神戸の攻撃が続き、前半42分には佐々木大樹が追加点を奪った。

 その後も神戸は、井手口陽介と鍬先祐弥が中盤センターで抜群の安定感を保ち、長崎に反撃の糸口をつかませないまま2-0で後半へ突入。その後半も神戸が球際で上回り、幾度もチャンスを迎える展開となった。

 その中で長崎は、後半16から登場した新加入のノーマン・キャンベルが左サイドで個性を発揮すると、中盤ではディエゴ・ピトゥカが、そして前線でマテウス・ジェズスがある程度自由に動き回れるようになり、ゴールに迫る場面を増やした。

 しかし、神戸は守護神のGK前川黛也が立ちはだかりスコアは動かず、2-0で神戸が勝点3を獲得した。神戸は力の差を見せ付けての2連勝で、長崎はJ1の壁を痛感する2連敗…。対照的なフライデーナイトとなった。


■試合結果

ヴィッセル神戸 2-0 V・ファーレン長崎

■得点者
25分 酒井高徳(神戸)
42分 佐々木大樹(神戸)

いま一番読まれている記事を読む