アロンソは現状に悲観しているわけではないようだ(C)Getty Images 現地時間2月11日から3日間の日程で行われ…

アロンソは現状に悲観しているわけではないようだ(C)Getty Images

 現地時間2月11日から3日間の日程で行われたF1バーレーンテストの中で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソがチームの現状について語った。自らが終日ドライブを担当した2日目終了後での会見内容が、海外メディアを通して伝えられている。

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 12日に98周を走行したアロンソは、タイムが16人中14番目と伸び悩んだ。その結果が示す通りマシンパフォーマンスは思わしくなく、アロンソの言葉にも危機感が滲んでいる。スペインニュースサイト『MARCA』で一連のコメントが紹介されている。

「確かに、望んでいたポジションにはいない。バルセロナでテスト機会を生かせなかったのは大きな痛手だった。バルセロナのテストだけでなく、その前の走行日も失った。1月9日にマシンを走らせたドライバーもいる。彼らは1か月分のデータを分析し、問題を解決してきた」

 チームがほとんど走行出来なかった前回のバルセロナテストを含め、今季の出遅れを訴えるとともに、現時点でのマシンの課題にも言及する。シャシーに関しては、「信頼している」と述べるアロンソは、「シャシーについて疑いはない。30年以上にわたりエイドリアン(ニューウェイ)がこのスポーツを支配してきたのだから、1年で全てを忘れるわけがない。今どの位置にいるかは分からないが、問題は必ず解決できる」と期待を寄せる。

 一方で、ホンダ製パワーユニットについては、「レギュレーションの理解がまだ不十分で難しい面がある」と述べており、さらに、「時間をかけて現状を理解する必要がある。もし遅れているなら、できるだけ早く改善しなければならない」と語気を強めた。

 また、今回のテストでの印象として、「セッティング変更でコンマ8秒上下する周回もある。単にコンマ2秒を見つければいいという話ではない」などと説明。他にも、現在のマシンパッケージを冷静に分析し、「最適化次第では大幅に改善できる可能性もある。来週にはより明確な見通しが立つことを願う。繰り返すが、現実的に考えてメルボルンで最速にはなれない。出だしは遅くつまずいたが、最終的にどこにいるかは予測が難しい」と語っている。

 新シーズンに向け、決して悲観的ではない。だが、現役最年長ドライバーは、クリアすべき多くの課題に直面していることは間違いないようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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