ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子フリーが現地時間13日、ミラノ・アイススケートアリーナで行われた。ショート…

ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子フリーが現地時間13日、ミラノ・アイススケートアリーナで行われた。
ショートプログラム(SP)2位の鍵山優真選手(22=オリエンタルバイオ・中京大)は、フリー176.99点、合計280.06点で銀メダルを獲得。北京五輪に続く2大会連続銀メダルとなった。

佐藤駿選手(22=エームサービス・明大)はフリー186.20点、合計274.90点で銅メダル。五輪初出場でのメダル獲得となった。

【画像】【フィギュア男子】鍵山優真が2大会連続銀 佐藤駿は銅、日本勢2人が表彰台

SP2位発進の鍵山選手。首位のイリア・マリニン選手(米国)とは5.09点差。逆転金メダルを狙い、フリーに臨んだ。
オペラの名曲『トゥーランドット』で演技を開始。しかし、冒頭の4回転サルコーで着氷が大きく乱れる。続く4回転フリップは着氷したものの転倒した。今季から新たに投入した大技での挑戦だったが、前半のジャンプで得点を伸ばせず。
それでも、北京から4年間かけて磨き続けたスピン、ステップでは高い出来栄え点を獲得した。フィニッシュ後は表情に笑顔がなかったものの、176.99点をマーク。

金メダルはミハイル・シャイドロフ選手(カザフスタン)が291.58点で獲得した。優勝候補だったマリニン選手はジャンプで転倒が連続し、まさかの8位に沈む波乱。鍵山選手は、混戦の中で表彰台を確保した。

SP9位と出遅れていた佐藤選手は、団体戦で完璧な演技を披露した『火の鳥』で再び氷上に立った。
冒頭の4回転ルッツを美しく決めると、3回転アクセルから始まる3連続ジャンプ、4回転トウループなど3本の4回転ジャンプをすべて成功させた。他のジャンプも次々と決め、クライマックスに向けて観客を魅了。演技後は力強いガッツポーズで喜びを爆発させた。
フリー186.20点は、SPからの巻き返しで表彰台に届く得点。五輪初出場でメダル獲得という快挙を成し遂げた。

【画像】【ミラノ五輪】フィギュア男子SPで鍵山優真が2位 マリニンに5点差も好位置につける

三浦佳生選手(20=オリエンタルバイオ・明大)はSP22位と大きく出遅れていたが、フリーでは意地の演技を見せた。冒頭の4回転ループを決めるなど、SPとは見違える滑りで170.11点をマーク。合計246.88点で13位だった。

日本男子は、バンクーバー五輪以来5大会連続のメダル獲得。今大会は2人が表彰台に立ち、日本フィギュアの新たな時代の幕開けとなった。