ドジャースのアレックス・ベシア投手(29)が13日(日本時間14日)の春季キャンプのバッテリー組初日に報道陣の前に立ち、…

ドジャースのアレックス・ベシア投手(29)が13日(日本時間14日)の春季キャンプのバッテリー組初日に報道陣の前に立ち、昨年10月に生後間もなく亡くした長女スターリングちゃんについて初めて胸の内を明かした。

「人生は一瞬にして変わります。私たちにとって、それはわずか10分の出来事でした。スターリングは世界で最も美しい女の子でした。彼女を抱き、オムツを替え、本を読んであげ、愛しました。一緒に過ごした時間はあまりにも短すぎました」と無念さをのぞかせた。

ベシアは「まず妻カイラに感謝します。彼女は私が知る中で最も強い人間です」と述べた上で、デーブ・ロバーツ監督らドジャースの球団関係者、チームメートに感謝した。印象的だったのは、ワールドシリーズでドジャースと対戦したブルージェイズの選手たちがとった行動でルイ・バーランドの帽子に『51』があることに気づきました」と振り返った。すぐに兄のガスに連絡すると「トロントのブルペン全員も同じ番号をつけてる。これは野球を超えたものなんだ」とメッセージを受けて、夫婦で感極まった。

昨年11月初旬にアリゾナに戻ってからは、すぐにトレーニングを再開した。「ジムは私にとって心の安らぎの場所です」。仲間との再会し、たわいのない会話で冗談をいいあうことが安らぎになった。

カイラ夫人とともに約6週間前にセラピーを始めたことも明かした。「簡単ではありませんでしたが、誰かと話すことでどれだけ救われたことか。みなさん、どうか助けを求めてください。声を上げることを恐れないでください。心の健康は大切です」。最後に「娘を家に連れて帰れないことへの心構えはできていませんでした。でも、私たちは毎日彼女を心に抱いて生きています。辛いです。でも私たちは大丈夫です」。約6分にわたるスピーチの間は何度も涙をこらえて深呼吸し、話を終えると堪えきれず涙を流した。