ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子フリーが現地時間13日、ミラノ・アイススケートアリーナで行われ、大波乱が起…
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子フリーが現地時間13日、ミラノ・アイススケートアリーナで行われ、大波乱が起きた。ショートプログラム(SP)首位の世界王者イリア・マリニン選手(21=米国)が、フリーで156.33点と大きく崩れ、合計264.49点で8位に沈む波乱。金メダルはミハイル・シャイドロフ選手(カザフスタン)が291.58点で獲得した。鍵山優真選手が銀、佐藤駿選手が銅メダル。
SP首位通過のマリニン選手。2位の鍵山選手に5.09点差をつけ、金メダル最有力候補だった。
しかし、運命のフリーで異変が起きた。4回転ジャンプで転倒が連続し、演技全体でミスが相次ぐ展開となった。
世界選手権2連覇中の絶対王者が、五輪の大舞台で精彩を欠く。フリー156.33点、合計264.49点で8位という結果に、会場は驚きに包まれた。
この波乱で逆転優勝を果たしたのは、SP5位のシャイドロフ選手。フリー198.64点、合計291.58点で金メダルを獲得し、カザフスタンに五輪初のフィギュア男子金メダルをもたらした。
銀メダルはSP2位の鍵山選手が280.06点で獲得した。佐藤選手はSP9位から巻き返し、274.90点で銅メダルに輝いた。
マリニン選手は、2022年に世界初の4回転アクセルを成功させた"4回転の神"として知られる。昨年12月のグランプリファイナルでは6種類7本の4回転ジャンプを並べ、238.24点の世界歴代最高得点を記録していた。
しかし、五輪という最高の舞台で、プレッシャーが襲う。金メダル確実とされた21歳の天才は、まさかの8位。フィギュア男子史上に残る大番狂わせとなった。