かつては夏の小倉開催で行われていた小倉サマージャンプを前身とするレースで、開催日割の変更によって昨年から「小倉ジャン…
かつては夏の小倉開催で行われていた小倉サマージャンプを前身とするレースで、開催日割の変更によって昨年から「小倉ジャンプステークス」と改称された。舞台となる小倉競馬場障害3390mコースはスタンド前から発走して1周1309mの障害コースを左回りで約1周したあとは襷コースに入って右回りに戻って約1周半。高低差2.76mのバンケット含め、11の障害が待ち受ける難コース。ゴール前に障害が置かれていることから先行力が求められるコースだ。
◎ジューンベロシティは障害重賞6勝で、中山グランドジャンプ2着の実績もある。ここが8歳シーズンの始動戦となるが、昨年は6戦して[2-2-0-2]。2度の着外は中山グランドジャンプと中山大障害の4着。どちらかと言えばスピードで勝負するタイプで大障害コースは得意としていないだけに、大きく評価を落とす必要はなさそうだ。先行力もあり、小倉競馬場の障害コースは[1-2-0-0]で不安もない。不動の中心とする。
〇オールザワールドは6歳暮れに平地3勝クラスから転向し、2戦目の初勝利から3連勝を記録し、一昨年の東京ハイジャンプで3着するなどの好素質馬。その後、脚部不安を発症したが、約半年ぶりの復帰戦は62kgを背負って0.2秒差2着。前走は1番人気を背負っての出走だったが、最終障害で落馬、競走を中止する不運の憂き目にあった。小倉競馬場の障害コースは[2-1-0-0]と得意にしており60kgならチャンス十分だ。
▲サンデイビスは一昨年の京都ハイジャンプ優勝馬。5歳1月に平地2勝クラスから転向したばかりの頃は、飛越に不安を残していたが、それでも転向2戦目に初勝利。ジャンパーとしての高い素質は示していた。キャリアを重ねながら飛越が安定し、ペガサスジャンプS3着のち、後続に5馬身の差をつけて重賞初制覇。ここは1年7か月ぶりの休み明け平地戦を叩かれての2戦目だが、不安よりも楽しみの大きい一戦だ。
△テイエムマジックは障害オープンを連勝中。平地2勝クラスから6歳春の障害転向で、初勝利まで10戦を要したが、途中でブリンカーをつけるようになってから安定し、未勝利戦脱出直後の阪神ジャンプSで4着。小倉競馬場障害コースは[1-1-1-0]と得意にしており、侮れない存在となった。
あとはキャリア豊富な△エンデュミオン、京都ジャンプSを勝った△ローディアマント。最後に△ブラックボイス。障害転向2戦目の初勝利から3連勝。昨年のこのレースでは3番人気の支持を得ていた。