ミラノ・コルティナ五輪は現地時間13日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝がリヴィニョ・スノーパークで行われた。戸塚優斗選…
ミラノ・コルティナ五輪は現地時間13日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝がリヴィニョ・スノーパークで行われた。戸塚優斗選手(24=ヨネックス)が95.00点をマークして金メダルを獲得。山田琉聖選手(19=専門学校JWSC)が銅メダルに輝き、日本勢がダブル表彰台を実現した。日本は北京五輪の平野歩夢選手に続き、2大会連続の金メダルとなる。
戸塚選手は1回目、大会初披露となる新ルーティーンを完璧に決めた。高難易度の技を繋ぎ合わせる構成で91.00点をマークし、暫定2位につける。
勝負を決めたのは2回目だ。冒頭からトリプルコークのコンボを成功させると、そのまま最後まで高い集中力で滑りきった。演技後、力強いガッツポーズを見せる。1回目からさらに難易度を上げた構成で95.00点を叩き出し、全体トップに浮上した。
3回目は転倒したものの、2回目の得点を守り切った。平昌五輪で転倒リタイア、北京五輪10位と悔しさを味わってきた戸塚選手が、3大会目で悲願を達成した。
五輪初出場の山田選手は、1回目から独創的な演技を披露した。予選からルーティーンを変更し、高さ5.5mに達する1260を含む構成をフルメイク。
トリプルコークを使わない構成ながら、圧倒的な高さと独創性が光る。92.00点で首位を奪取し、その後も得点を守り抜いた。銅メダル獲得で、19歳の新星が世界の舞台で存在感を示した形だ。
銀メダルは93.50点でオーストラリアのスコット・ジェームズ選手。
平野流佳選手は1回目、トリプルコーク1260を鮮やかに決め、90.00をマーク。3回目で91.00をたたき出すも惜しくも4位となった。
前回王者の平野歩夢選手は86.50点で7位。4大会連続のメダル獲得と連覇はならなかったものの、骨折を抱えながらも大舞台で滑り切った。
決勝1回目では日本勢がトップ3を独占。この圧倒的な強さで、日本ハーフパイプの新時代が幕を開けた。