ワールドシリーズで胴上げ投手となり、脚光を浴びた山本(C)Getty Images 伝説的な投球は、今も色褪せない。昨秋…

ワールドシリーズで胴上げ投手となり、脚光を浴びた山本(C)Getty Images

 伝説的な投球は、今も色褪せない。昨秋に行われたブルージェイズとのワールドシリーズで、山本由伸(ドジャース)が見せつけたそれだ。

 レギュラーシーズンを30登板で12勝、防御率2.49、WHIP0.99と堂々たる内容で終えていた山本は、ポストシーズンでも疲れ知らず。6試合に登板した背番号18は、計37.1イニングを消化。防御率1.45、被打率.174、WHIP0.78の支配力を発揮した。

【動画】最後は併殺斬り!山本由伸が2年連続世界一を決めたシーンを見る

 とりわけワールドシリーズは圧巻だった。チームの連覇が懸かる中で、第2戦と第6戦に先発して計201球を投げていた山本は、勝てば優勝が決まる第7戦にも、なんと9回からリリーフ登板。超異例の“中0日”だったにもかかわらず、見事に3回を無失点で切り抜ける異次元の投球を披露し、文字通り球団の英雄となった。

 米球界内でも神格化された投球は、同僚たちにとっても大きな刺激となっている。現地時間2月11日にMLB専門局『MLB Network』の番組「Hot Stove」に出演したドジャースの正捕手ウィル・スミスは、「本当に特別な出来事だった」と回想している。

 正捕手としてマスク越しに山本のボールを見てきたスミスは、第6戦終了時に「『明日の7試合目に向けて準備しておいて』って言っていたんだ」と告白。あくまで冗談半分だったが、「彼は本当に第7戦のマウンドにいたんだ」と当時の心境を振り返った。

「ワールドシリーズ中、いやポストシーズン中ずっと、彼はずっとチームために凄まじいことをやっていた。相手をなぎ倒して、どんどん前に出ていくって感じだった。本当に信じられないと思っていたよ。ご存知の通り、なによりも僕らが彼を必要とするようになっていた。彼があそこで活躍してくれたこと自体が、本当に特別なんだ」

 並み居る強打者たちを相手に異彩を放ち、「伝説」として語り継がれる山本のワールドシリーズ。その内容に改めて賛辞を向けた30歳の名捕手は、こうも漏らしている。

「チームがワールドシリーズで勝つためにヤマがしてくれたことを、僕はいつまでも忘れない」

 数多の投手たちのボールを受けてきた。そんなスミスの心に山本は強い衝撃を与えた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「隣にいる可愛い子は誰?」私服姿の山本由伸と一緒にいた人物に“熱い視線” 専門メディアが紹介

【関連記事】なぜ山本由伸は“史上最高額の投手”なのか ド軍同僚が証言する日本からやってきた怪腕の価値「甘く見ている連中が多すぎる」

【関連記事】「オオタニを打つのは難しくない」ゲレーロJr.が証言 第7戦まで続いたワールドシリーズの記憶 “神化”した山本由伸は「冗談抜きでヤバすぎる」