予想外のアクシデントに見舞われたベンネマルス。父親も怒りを隠さなかった(C)Getty Images 現地時間2月6日に…

予想外のアクシデントに見舞われたベンネマルス。父親も怒りを隠さなかった(C)Getty Images

 現地時間2月6日に開幕したミラノ・コルティナ冬季五輪。連日熱戦が繰り広げられているが、その中には非情なアクシデントに見舞われた選手も少なくない。

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 中でもファンに衝撃を与えているのは、スピードスケート男子1000mで起きたまさかの接触トラブルだ。2025年世界選手権覇者のユップ・ベンネマルス(オランダ)は、同走の廉子文(中国)とクロッシングゾーンで交錯。目前のメダル獲得を逃し、波紋が広がっている。

 それまで驚異的なペースで滑っていたオランダの23歳だが、ラスト1周のバックストレートで入れ替わる際、廉の進路妨害で失速……。レース後には鬼の形相で詰め寄り、会場が騒然とした雰囲気に。30分後の再レースを認められるが、精彩を欠き、全体5位で表彰台すら登れなかった。

 この理不尽な結末には、父親も怒りを隠せない。オランダ公共放送『NOS』によれば、06年トリノ五輪で銅メダルを獲得しているエルベン・ベンネマルス氏は、「本来なら表彰台は確実だ」と断言。「いつも感情的にならないユップの涙が止まらなかった。あんな姿を見るのが辛い」と心境を吐露したという。

 一方で廉の進路妨害に対しては、「信じられないほど愚かなミス」「わざとではないとしても、あまりに愚かだ。誰かからメダルのチャンスを奪ったのだから」と糾弾。「実力で負けたなら受け入れるだろう」「確実と思われたメダルを奪われるのは、折り合いがつけられない」と嘆いていた。

 500m、1500mにも出場予定のユップだが、果たして今後の種目で無念を晴らせるか。彼の滑りから目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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