「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座) 開幕ローテーション候補である阪神の新外国人、イーストン・ルーカス投手(29)=…

 「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)

 開幕ローテーション候補である阪神の新外国人、イーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=が13日、来日後初めてライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。打者5人に対して計26球を投じ、安打性は1本。最速149キロで空振りを奪うとともに、制球力の高さも示し、開幕カードで対戦する巨人のスコアラーをうならせた。

 南国の強い日差しが照りつける中、小気味良く腕を振った。高い位置からたたくようなフォームで躍動感たっぷりに投球。来日後初めてとなる実戦形式練習で、ルーカスが圧巻の内容を示した。

 最速156キロを誇る力のある直球は、ほとんど前に飛ばさせず。15球目には、この日最速149キロを計測し、前川から空振りを奪った。2種類のスライダーなど持ち球も全て試投。「自分の感覚も良かったし、打者の反応も、しっかりいい反応が出ていると思った」と甘いマスクを緩めた。

 これには宿敵の007も警戒心を強める。巨人・佐藤スコアラーは「テンポがいいってことは、コントロールに自信があるってこと。(実際に制球力は)めちゃくちゃいい。左であれだけ角度があって投げ下ろす感じはあまりいない」と対戦相手ながら称賛。「実戦が始まってどうなのか、チェックします」と今後も注視する姿勢だ。

 助っ人左腕は新天地に順調に適応中。日本食では「Wagyu beef(和牛)」がお気に入りで、納豆にも挑戦したという。「味は良かったですけど、独特なにおい、ネバネバ感は何とも言えない」と苦笑いしつつ、納豆のように「粘り強い投球」を見せたいかと問われ「それだったら、ちゃんと食べないといけないね」とはにかんだ。

 昨年12月に結婚したばかりだという“新婚さん”は「たくさん投げてタイガースの勝ちに貢献できるように」と気合。これから来日する愛妻のためにも、活躍を誓った。