阪神新外国人のイーストン・ルーカス投手(29=ブルージェイズ)が開幕ローテーション入りをアピールした。ライブBPで初めて…

阪神新外国人のイーストン・ルーカス投手(29=ブルージェイズ)が開幕ローテーション入りをアピールした。ライブBPで初めて打者と対峙(たいじ)。191センチの球団最長身助っ人左腕は、上から投げ下ろす角度ある直球や変化の異なる2種類スライダー、チェンジアップなどを交えて打者を圧倒。前川からは149キロの真っすぐで空振りを奪うなど、26球を投じて安打性1本に抑えた。「感覚も良かったし、打者もいい反応が出ていると思ったのでよかった」。藤川監督の前で、メジャー4勝左腕が会心の投球を披露した。

ネット裏で視察した巨人の佐藤スコアラーも目を見張っていた。「四球とかで崩れることはたぶんないと思う。テンポが良いということは絶対コントロールがいい。左であれだけの角度があって投げ下ろす感じはあまりいない」。右打者の内角に食い込むクロスファイアも強力。3月27日からの開幕3連戦(東京ドーム)で当たる可能性もあるだけに、警戒感を強めた。

昨年12月に結婚したばかりの新婚さん。キャンプ終了後に夫人も米国から来日する予定という。「朝ちょっと早く起きて奥さんと話すようにしています」。イケメン左腕が白い歯を光らせた。「もちろん奥さんのためになりたいけど、まずはやるべきことに集中したい」。日本で過ごす新婚イヤーを最高のものにする。

日本食では納豆にも挑戦。「今のところ1回だけ食べました」と苦笑い。“粘り強い投球ができる験担ぎの一品”と伝え聞くと「それだったらちゃんと食べないといけないですね」と真面目な人柄をにじませた。

ローテ争いは激くなりそうだ。才木、村上の両輪は順調で、新助っ人カーソン・ラグズデール(27=オリオールズ)も12日のライブBPで好投。左腕では高橋、大竹、伊原らが満を持す。「先発をやりたいし、結果を出していれば、先発で投げられると思っています」。実戦で快投を連発し、開幕ローテに割って入る意気込みだ。【村松万里子】