<明治安田J1百年構想リーグ:神戸2-0長崎>◇12日◇WESTグループ第2節◇ノエスタV・ファーレン長崎の元日本代表M…
<明治安田J1百年構想リーグ:神戸2-0長崎>◇12日◇WESTグループ第2節◇ノエスタ
V・ファーレン長崎の元日本代表MF山口蛍(35)が、ヴィッセル神戸との古巣戦でチームの立ち位置を再確認した。
2シーズン前まで自身が主将を務めた元J1王者との戦いは、後半20分頃までシュートすら打てない展開となった。動き出しの速さや球際の強さで神戸に上回られた試合を「やる前からみんな神戸の質の高さはわかっていたが、実際にやってみてすごく差を感じた」と振り返った。
8シーズンぶりにJ1の舞台に戻ってきた長崎は、サンフレッチェ広島と戦った開幕戦に続く連敗スタートに。上位をうかがう強豪との戦いを終えた山口は「僕らが一番下からのスタート。広島戦では多少自分たちでやれた部分もありながら、1発で仕留めてくるところを感じた。ただ、今日に関しては広島とちょっと違う感じで、高さもパワーもスピードもあって、前に速くて、全然チームとして対応できなかったなっていうのが正直な感想。本当に完敗だと思う」。23年と24年にJ1連覇したチームとの大きな差を痛感した。
それでもここで立ち止まるつもりはない。「必死にJ2から上がってきた中で、そんな簡単に勝てるわけはないと思っている。半年降格ががないっていうことが自分たちのプラスに働くように、次(シーズン)を見越していいものにしていかなきゃいけない。どこかで1勝するまではかなり厳しいと思うし、次の名古屋戦もかなり厳しいとは思うけど、それはチームとして乗り越えていかなきゃいけないもの。長崎がこれからJ1に定着するチームになっていくためには、どうしても越えなくちゃいけない壁だから。全員が下を向いてダメだったなと思ってズルズル行くんだったら、きっと1年半で降格してしまう。そうならないためのチーム作りをしていかなきゃいけない」。J1の頂点も知る男は、ここで感じた大きな差を縮めていくため、先頭に立って走り続けていく覚悟を口にした。