「プロレス・スターダム」(13日、後楽園ホール) 昨年12月29日にプロレス再デビューを果たしたフワちゃんが、プロレス…

 「プロレス・スターダム」(13日、後楽園ホール)

 昨年12月29日にプロレス再デビューを果たしたフワちゃんが、プロレス通算8戦目でついに自力での初白星を挙げた。タッグマッチで師匠の葉月(28)と組み、さくらあや(29)&金屋あんね(27)組と対戦。12分59秒、シャイニングウィザードであんねを仕留め、初めて自分で3カウントを奪ってフォール勝ちした。

 再デビューから46日で悲願の自力初勝利をつかんだ。昨年、正式に入団したフワちゃんは“同期”のあんねとのマッチアップ。アームホイップなど日進月歩のテクニックも駆使して戦い、逆エビ固めに捕らえられる大ピンチもあったが、懸命にロープをつかんでエスケープした。葉月のアシストも得て一騎討ちに持ち込むと、滞空時間の長いブレーンバスターでたたきつけ、さらにキックアウトした相手に閃光魔術を発射。3カウントが入ると、片エビ固めの体勢のまま、信じられないとばかりに目を見開いた。続けて駆け寄った葉月と力いっぱい抱き合い、喜びを噛みしめた。

 バックステージでも歓喜を爆発させた。「初勝利~!さすがに撮らせてもらいます」と、自身のスマートフォンを取り出して葉月とのセルフィー(自撮り)を連射。「人生に一度の初勝利です。そりゃうれしいです」と早口でまくし立て、「初勝利♪初勝利♪」と手を叩いて音頭を取った。師匠の葉月からも「よくやった」とねぎらわれ、「念願の…プロレスラーになってどうしてもほしいものは勝利だったので。本当にうれしい」と実感を込めた。

 ただ、パートナーの大きなアシストもあっただけに「まだ調子乗っちゃいけない。図には乗れない状況だと自覚して、ここからホップ、ステップ、ジャンプといけたらいい。今後はシングル初勝利を狙って、図に乗らずに頑張れたらいい」と自戒を込めた。かと思いきや、葉月から「ベルトも狙っていかないと」とハッパをかけられると、「そうですよ。フワちゃんのここ(腰)、空いてますよ」と、親交の深いオードリー春日俊彰のフレーズを引用してドヤ顔。ただ、すぐにわれに返り「ヤバイ!マジで調子に乗ってる。(周囲から)反省してないって言われる(笑)。調子に乗りやすいので」と頭をかいた。

 一方、敗れたあんねはリング上で近づいてきたフワちゃんに対し、「お前負けねえからな」と悔しがった。「フワちゃんと練習することがたくさんあって、同期だけど負けたくない相手。フワちゃんから(3カウントを)取られて、すごく悔しいです。自分はまだまだなんだなと思いました」と涙をこぼしながら雪辱を誓った。