【ミラノ(イタリア)=木下淳、グルノーブル(フランス)=松本愛香通信員】当地で11日(日本時間12日)に行われた26年ミ…
【ミラノ(イタリア)=木下淳、グルノーブル(フランス)=松本愛香通信員】当地で11日(日本時間12日)に行われた26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュアスケート・アイスダンスで「不正採点疑惑」と騒がれている問題で、フランス側メディアの反応も出てきた。
騒動を巡っては、フリーダンス(FD)を終えてフランスのロランス・フルニエポードリー&ギヨーム・シゼロン組が金メダル、米国のマディソン・チョック&エバン・ベーツ組が銀メダルと確定した後、採点内容が公表されて物議を醸した。フランス人ジャッジ(審判)が自国に有利な採点を行ったのでは、と欧米メディアが一斉に報道。熟練のファンもデータを示した上で、署名活動を始める事態に発展している。
その中で、フランスのスポーツ専門テレビチャンネルRMC Sportにゲスト出演したシゼロンが、五輪で優勝した後の「特に米メディアによる執拗な攻撃について」をテーマとした質問に答えた。
「私たちは自分たちの周りに、保護的な空間、バブルを作ることに成功した。これは私たちだけの力ではありません。周囲の人々のサポートやアドバイスがありました。こうした事態に直面する覚悟はできていました。予想していたことでした。それに応じて準備もしていました。この冒険の中で、何よりも避けたかったのは、この経験を台無しにすることでした。私たち2人は氷上で楽しむために復帰しました。それが他の全てに打ち勝ったのです」
また、仏ラジオ局RTL.frでは「ミラノ・コルティナ五輪を巡る論争は続いているのだろうか?」と疑問を呈し「フランスでは、おそらくそうではない」と見解を示した。続けて「しかしながら、米国では間違いなく続いている。シゼロン、フルニエボードリー組の金メダル獲得は、全ての人を喜ばせたわけではない。特に、フランス人カップルに次ぐ2位となったアメリカのチョック、ベーツ組がと不満を表明している」と伝えた。