マラソンシーズンに、スポーツメーカーが開発したノンアルコールビールの存在感が高まっている。ミズノは22年4月に「PUHA…
マラソンシーズンに、スポーツメーカーが開発したノンアルコールビールの存在感が高まっている。
ミズノは22年4月に「PUHAAH(プハー)」を発売。「あの1杯をおいしく飲むためにスポーツをする!」という向き合い方をイメージし、南信州ビールと共同開発した。
開発に向けては「スポーツ後のビールの価値」を徹底的に議論。アルコールには利尿作用があり、スポーツ後の摂取は脱水症状を起こすリスクがあるため、ノンアルコール飲料とした。加えて「プハー! 次も頑張ろう!」と思える爽快感やテイスト。それを2つの柱に据えた。
同社は過去に食品、飲料自体を開発したことがなく、南信州ビールとタッグを組んだ。ネーミングは300以上の案から、提供したかった価値をストレートに表現した「PUHAAH(プハー)」に決定。1906年(明39)創業の歴史ある企業が大きな1歩を踏み出すと、市民ランナーへの浸透も後押しし、認知度を高めてきた。
現在、イタリアで開催中のミラノ・コルティナ冬季五輪でも多くの競技の日本代表をサポート。団体で2大会連続銀メダルを獲得したフィギュアスケートのオフィシャルウエア、銅メダル3個のジャンプのスーツなどが着用され、4年に1度の大舞台で戦う選手を支えている。
受け継がれてきた技術の継承と、新たな世界の創造。日本のメーカーが国内外での可能性を広げている。